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Posted by ミリタリーブログ  at 

2020年12月01日

ESSTAC KYWI GAP/5.56 Shorty

※この記事は先にnoteに投稿したものと同じ内容を、ミリブロ用に調整して掲載したものです。
note版 https://note.com/sat952v/n/nd6eb84b322c7

noteは使い勝手もよく閲覧もしやすいため、今後はnoteをメインにしていく予定です。


(Flickr[高画質版URL]: https://flic.kr/p/2kbSC5N)

■Esstac最高! 一番好きなTacです

ベルトキット用にオススメのマグポーチは?と聞かれたら、僕はEsstacDouble Pistol GAP KYWIと、5.56 Single KYWI Shortyだと答えます。
(AR15とグロックを使っている場合です)

KYWIシリーズはナイロンのガワに、カイデックスインサートが入っているシンプルかつ洗練されたデザインで、非常に評価の高いマガジンポーチです。
その中でもこの2点がベルトキット用なら最適解だなと個人的には考えています。少なくとも僕の用途においてはです。

しかし、人にオススメしといてなんですが、実は個人的なある理由で今まであえて買っておりませんでした。
使いやすいことはずっと前から知っているし、人に勧める手前自分も使ってないと説得力に欠けるだろうということで、さすがにそろそろ買うかーって感じでようやく購入した次第です。ちょうど某ショップに入荷してましたし。

今まで使っていたマグポーチと比較しつつ、KYWIの特徴や、今まで買っていなかった理由についてお話します。


■ESSTAC KYWI - 完成されたマグポーチ

今まで買ってなかった癖にめちゃめちゃ褒めちぎってんじゃねーかって話なんですけど、いや本当にKYWIはかなりよく出来てるんです。まさにソリューションってやつです。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbWR1U)

改めまして今回ご紹介するのはこちらの2種類。
ダブルスタックピストル用のDouble Pistol GAP KYWIと、5.56ライフル用の5.56 Single KYWI Shorty (Naked)です。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC3D)

ナイロンのガワの中に、Kydex Wedge Insert(KYWI)と呼ばれるカイデックスインサートが入っています。マガジンを保持するテンションはドライヤーで熱して曲げることで調整します。
抜きやすいことはもちろん、カイデックスのおかげでポーチが潰れることもないので戻しやすい。保持力もちょうどいい。快適なポーチです。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC38)

(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC4R)

固定にはHSGI CLIPのShortを使いました。マリスクリップよりは脱着が楽ですし、TACOマグで使い慣れているので…
しっかり固定されます。
ちなみにEsstac純正のペラペラのやつはオススメしません。固定が甘くなりがちですので…
マリスクリップやHSGIクリップなどの類を使う方がよろしいです。


■GAPとShorty

KYWIはバリエーションが豊富なのですが、今回の目的はベルトキットに装着するスピードリロード用のポーチなので、抜きやすさを優先したものを選んでいます。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbX8YW)

ピストルマグポーチのGAPというのは、2つ並びのマグポーチの間にある隙間のことで、この隙間があることでマグ同士の干渉を防ぎます。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbX8X3)

また、このマグの間の間隔が狭すぎると、1本目を抜き出すときに2本目も一緒に引っかけてしまう、ということが起きることがあります。GAPポーチですとこれが防げます。
EsstacからはGAPではないモデルも出てますが、コマ数も変わりませんし(2コマ)、GAPの方にはメリットしかないので、GAPをオススメしたいです。


(Photo from SKD Tactical)

ライフルマグポーチはマグを保持する深さにバリエーションがあるのですが、その中でも一番浅いのがこのShortyです。
マガジンの露出範囲が大きいため、掴みやすいです。

表のPALSウェビングの有無は選ぶことができ、僕のものはウェビングなしのNakedモデルです。
ベルト用マグポの外になんか付けるとマグが掴みにくくなるので(以前ダブルデッカーTACOを使っていたときの経験)、今回MOLLEは必要ありません。
あと見た目がスッキリしてて好きです。


■KYWIの問題点 - マガジン保持位置の高さ

さて、そんな素晴らしいKYWIポーチを僕が今まで買っていなかった理由ですが…

それはこれらのKYWIがマガジンを保持する位置が高く、僕の体格だとプレートキャリアを着用したときに干渉するというのが理由でした。

これまで使用していたマグポーチと比較しながら見ていきましょう。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC5N)

比較のために改めて、KYWI GAP5.56 Shortyです。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC2w)

そしてこちらがATS TacticalDouble Pistol PouchEsstacKYWIインサートを入れたものと、High Speed Gear(HSGI)TACOです。

ベルトを買ってから今回KYWIを買うまでの2年ほど使っていた構成です。

■過去紹介記事: TYR Gunfighter Belt - ファーストライン

これらの構成では、マグを保持する高さが違うのです。
ベルトキット単体運用では問題にならず、むしろその場合はKYWIの方が使いやすいとはずっと前々から思ってたんですが、プレートキャリアやチェストリグと併用したときには話が変わってくるのです。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC21)

(Flickr: https://flic.kr/p/2kbWq43)

わかりやすく並べて配置した写真を用意しました。
これでお分かりいただけると思います。
KYWI GAPと5.56 Shortyのマガジン保持位置が、一回り程度高くなっていることが。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbXygQ)


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbXyiD)

それぞれATS Aegis V2プレートキャリアと併用したときの写真です。
ATSポーチとTACOのときはなんとか干渉せずにいられたのが、KYWIだと直立しててもちょっと干渉気味になります。

僕の身長は169cmで体型も細身なため、元々プレキャリとベルトキットの干渉には結構悩まされてきました。
ガンファイター系のコンパクトなベルトが出てくる前に主流だったパッド系のMOLLEベルトはことごとくアーマーと干渉して、全く使えないほどでした。
ホルスターも通常のヒップ位置だとかなり窮屈になるので、サファリUBLなどでドロップさせることが必須です。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbTkF3)


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbTkGk)

ピストルマグに関しては、元よりプレキャリの左側をラジオやポーチで盛っていることもあり、このように身体を反らして抜くことになります。
この2枚は同程度の反らし具合ですが、よく見るとマグとプレキャリとの隙間にちょっと差があることが分かると思います。

僕以上に身長や体格の小さい方だと、この問題はより大きくなるのではないかと思います。
Esstac KYWI自体は間違いなくオススメできますが、プレキャリとの併用を考えている場合には、干渉具合について一度気にしてみた方がいいかもしれません。
ベルトキットのポーチ選びに結構大事なポイントだと思っています。

■一応の解決 - 慣れと工夫

結論から言いますと、僕の場合は慣れと少しの工夫でなんとか解決し、一応運用できるようにはなりました。

自分で買ったKYWIポーチを初めて使ったのはこの間行ったT-MOUTの定例会でした。



以前のポーチの感覚でいると確かにちょっと高くてやり辛いなと最初は思ったのですが、いざゲームが始まって動いている時にはあまり気になりませんでした。いや、確かにプレキャリとマグはちょっと干渉するんですが、我慢できる範囲でした。どちらかというとそもそもヘルメットとプレキャリを着てること自体の方が負荷です。

この日はいろいろと姿勢を変えたりしましたが、マグポーチのせいで動きに影響が…ということはなかったように思います。



僕の場合、多少の不快感はあっても、結局慣れでどうにかなる程度でした。

また、工夫についてですが、僕はベルトキットを巻く位置を腰骨より下の位置にしています。
いわゆる腰パンのポジションになります。
腰骨の上にベルトを巻くと腰骨がかなり痛くなるので、それを防ぐために初めた方法ですが、マグポーチの位置を下げられるという副次効果があります。
ベルトとアーマーの干渉や、腰骨の痛みに悩まされている方はこの方法で一気に解決できる可能性があります。

腰パンが嫌だって方は、パッドがガッツリ効いてるベルトにするとか、下げた位置で付けられるマグポーチ(Emdom IAP, その他HSGI, G-Codeなどのドロップレッグプラットフォーム)が存在するのでそういうのを使うしかありません。


(Photo by Emdom USA)


■終わりに - ギアに使われないために


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbQnih)

装備品が使いにくい!と思ったとき、その原因が本当にそのギアのせいなのか、自分のせいなのか。冷静になって考えて、出来ることを試すことが大事だと最近はよく思います。そもそも正しく使えているのか、とか。
装備は結局道具ですので、適切な状況で適切に使用できて初めてその価値を発揮します。

ある程度の水準を満たしている製品なら、それぞれの差は実はそれほど大きくなくて、あとは使用者次第でしょう。
今回マグポーチを変えましたが、それによって得られたメリットって、正直僅かなものだったなと思います。かっこいいし使いやすいんでいいですが、正直今までの構成でも同じことは行えていましたので。
道具を使う人間が最も重要です。

うわオタクキモw玩具で何語ってんのって感じですが、今回、ずっと自分には合わないかもと思っていた装備を買って練習してみたら割と普通に使えたという経験を通じて、改めて思った次第です。

しかしそれでも、どうしても合わないギアはあると思います。そういうときは素直に変えればいいのです。
ただ、「何故使いにくいのか」という原因が明確に特定できていない状態で他の製品に手を出しても、根本解決には至らないでしょう。一度手に入れたものをしっかり使ってみてから判断することで、結果無駄な買い物をせずに済みますし、自分に合ったものを選ぶ精度が段々上がっていき、失敗しなくなります。

道具よりまず自分を疑おう!


はい締めにドヤ顔リロード動画
きっしょ

ー完ー

  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 22:37Comments(1)■装備Esstac KYWI

2020年06月07日

Evolution Gear PVS31 レプリカ

FMA Maritime w/ Evolution Gear PVS31

高解像度の写真は各画像下のFlickrリンクから見られます。
当記事内写真をまとめたアルバム
https://www.flickr.com/photos/138922944@N07/albums/72157714605567043

Evolution Gear PVS31 Replica

Evolution Gear製のPVS31レプリカを手に入れました。
ミルフリークスさんで生産終了って書かれていたのを見て、これは在庫あるうちに買っておかねば…と急遽確保した次第です。
不要不急ではないので軍拡ではありません(?)

今までFMAのPVS15レプリカを使っていましたが、ずっとPVS31に更新したかったんです。
でもダミーNVGって撮影でちょっと使うくらいだし、PVS15でも事足りてるし…って感じで優先度は低く、購入を先延ばしにしてました。
生産終了の報がなければまだ買ってなかったでしょう。

エアソフトのオタクは「あるうちに買っとかないと…」の繰り返しで消費を止められない生き物らしいです。





発売されたのはもう3年くらい前でしょうか?既にレビューされ尽くしてると思います。
評判通りのいい出来です。

嬉しいポイントとして、本体重量が軽いので着けっぱなしでも頭が痛くなったりしません。
FMAのPVS15は比較的重たく、着けてヘルメットをずっと被っていると頭が痛くなってきて辛かったのです。カウンターウェイトも必須でした。
エボギア31なら着けっぱなしでも負担なくサバゲや撮影会できます。

また付属ケーブルのコネクター形状がL字であること、発光ギミックがついていることもエボギア製の強みです。


配線をまとめるためにベルクロを足しています。
(Flickr省略)

このように閉じた時に点灯し、開くと消えます。
電池ボックス内に入れてある磁石でスイッチが反応する仕組みみたいです。バラしたわけじゃないので詳しい構造はよくわからないです。
これに感動して突然奇声を上げる動画をTwitterに上げたらびっくりされた方がいたようです。心よりお詫び申し上げます。
ライトはゴーグル内部の上の方についているので、覗いても眩しくないです。よく考えられてますね。



バッテリーボックスにベルクロを貼り付けて、パッチが貼れるようにしました。
また、ヘルメットに接地する側のベルクロもかなり粘着力が弱かったので、別のものに貼り替えました。
それでもまだぐらついたので、仕上げにバンジーコードで脱落防止をしています。
ミリフォトでもよく見かけますね。


バンジーコードを引っ掛けている黒いパーツは、Smith Optics Boogie Regulator用のストラップキットです。


ノーブランド製のL4G24レプリカに付けていますが、固定は問題ありません。



ここまで来るとヘルメット本体もFMAマリタイムからTMCマリタイムに変えたくなってきますが、こちらはまだ耐え凌ぎたいと思います。

AWS US Flag Patch, Large

31を買うついでに、同じく以前から買おうと思っていたAWS製のラージUSフラッグパッチも買いました。
今まで使っていたレプリカと正直見た目はほぼ変わりませんが、自己満足です。

ATS Aegis V2 and FMA Maritime

予定外の買い物をしてしまいましたが、総じて満足しています。
代わりにちょっと使わない物売らないと…

読んでいただきありがとうございました(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 13:39Comments(9)■装備FMA マリタイムEvolution Gear PVS31

2020年05月15日

TYR Gunfighter インナーベルト

TYR Gunfighter用のインナーベルトを買いました。
TYR Gunfighter Base Belt, Inner Belt

前回の記事で紹介したように、今まではTYRガンファイターのインナーベルトとして、HSGIのインナーベルトを使っていました。
その理由は単に当時TYRのインナーベルトが売り切れていて、代用品がHSGIくらいしか無かったからです。
それでも今まで特段問題を感じず、2年近くサバゲやレンジで使ってきました。

しかし最近TYRのインナーベルトを入手した方から、HSGIより使用感が良くなったとの話が。
在庫も今なら復活しているということで、ロックダウンしていた財布を仕方なく強制開放して入手しました。


■HSGIとの比較

(左:HSGI 右:TYR)

今まで使っていたHSGIインナーとの違いは、硬さです。

(HSGIインナーベルト)

HSGIのインナーベルトはかなり柔らかく、このように丸められます。
おかげで荷物が嵩張らないメリットがあります。

対して、TYRのものは芯が通っていて硬いです。
以下写真をご参照ください。

(TYRインナーベルト)

(左:TYR 右:HSGI)

(HSGI)

(TYR)

(硬そうな方がTYRです)

硬さがわかりやすい動画はこちらです。
叩きつけたときの音が全然違います。

(左:TYR 右:HSGI)

ちなみに、TYRはHSGIと比べてオスベルクロの目が少し細かい気がします。
インナーベルト単体で装着している際に、オスベルクロが服と擦れて痛めてしまう問題を多少軽減してくれるかもしれません。

まあ、これで困る方はそもそもインナーがメスになっている別メーカー品を選ぶのが一番いいとは思いますが。
比較してて気づいた点だったので一応書きました。


■安定した装着感


硬いことに加え、ベルクロの粘着力もHSGIより強く、装着後のズレが起きにくくなりました。
粘着力については新品だからというのもあるかもしれませんけども。今後使っていって確かめるしかないですね。

マガジンの抜き差しやピストルドロウなんかもやってみましたが、より安定して行えますね。
まあ体感的なものですけども。

とにかく装着感はガッチリしたものになりました。
なるほど、さすが純正品。

ちなみにTYRガンファイター本体はかなり柔らかいです。丸められます。
柔らかい本体をガッチリハードなインナーで支えるイメージです。


Q. 硬いのって腰骨痛くならん?→ A. 腰パンしなさい。

ちなみに、硬くなったら腰痛くなりやすいんでは?と思うところですが、今のところはHSGIのと大差ない感じです。
HSGIのも別にパッドがついてるわけじゃないですし。
まあ長時間使ってみないと本当のところはわかりませんが。

あと、そもそも最近腰骨より下の位置でベルトを固定する方法に変えたので、腰骨が痛くなることがなくなりました。
いわゆる腰パンです。見た目ダサくなるんでは、と思われそうですが、傍から見てると正直そんなにわからんです。
上の画像でも実はそうしてるんですよ。

また、少しベルト位置が下がるので、ドロウやリロードの際に胴体装備との干渉を防げる副次効果もあります。

これは連日サバゲとタクトレしたときに腰骨痛すぎて泣いてたら、仲間が教えてくれた解決方法です。
それ以来腰パンしまくり、痛みから解放され素敵な日々を送っています。
マジでありがとうございました

腰パンとかふざけんなお前舐めてんのかって人はめっちゃパッド効いてるベルトを選んで買ってください
あるいはガンファイター買ったら付属してくるメッシュパッド使うといいかも


■純正同士は無難

HSGIのインナーベルトはHSGIのリガーベルト用に本来設計されたもので、当然ですがTYRガンファイター用ではありません。
HSGIインナーベルトが悪いのでは決してなく、僕が勝手に想定外の他社製品同士を組み合わせていたというだけです。

この手のベルトはメーカーが違っていてもベルクロのオスメスさえ合ってれば使えると思いますが、今回のように純正品と社外品で特徴に差がある場合は、一度気にしてみたほうがいいかもしれません。

以上、専用品に買い替えてみたらやっぱこっちのがしっくりきた、というだけの大したことない記事でした。
読んでいただきありがとうございました(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 22:09Comments(0)■装備

2020年02月18日

TYR Gunfighter Belt - ファーストライン

今日載せるのは僕が普段使っているベルトキットです。

2018年にも紹介したことがあり、その頃からほとんどの構成は変わっていませんが(前回紹介記事)、当時は複数記事に分けての紹介だったり、簡易的なものでした。
今回は若干の変更点や僕の個人的な考え方なども含めて、改めてベルトキット、もといファーストライン全体を紹介しようと思います。

前回のTOPM4記事と同様に、FlickrのURLを写真下に貼っております。
綺麗な画像が見たい方は是非URL先をご覧ください。

こちらは記事内写真をまとめたアルバムです。

では本題へまいります。

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■概観


TYR Tactical - Gunfighter Belt

2018年7月に中古品を入手して以来、ずっと使っているベルトです。
サイズはSmallで、色はマルチカムです。
なんとはなしにCQBを意識して構成したつもりです。

ホルスターや各種MOLLEアタッチメントを腰回りにまとめられ、インナーベルト併用によりズレることもなく、細身なためプレートキャリアとも併用しやすい。
非常に便利なデザインです。

最近ではこのようなコンパクトなMOLLE付きベルトが流行り、多くのメーカーが作っています。
TYRガンファイターはこの手のベルトの流行初期から存在しているようで(正確にこの手のベルトを初めて作ったのがどこかは把握していません)、RONINと並んで米軍特殊部隊での使用例をよく見かける製品だと思います。

バリカタのRONINに比べるとTYRは生地が柔らかく、ポーチの脱着が楽に行えます。
ホルスターも通しやすいです。

ただ、かなり使いやすい製品なのですが、長く着けていると腰が痛くなりやすいです。
これは僕が細身体型で、腰回りの肉が少ないことも関係しているかもしれません。
TYRに限らずこのタイプのベルトの欠点とも言え、それを考慮してか最近ではインナーベルトにパッドがあしらわれたものも登場しています。
Raptor TacticalODIN Belt Mark IIIや、Jäger craft designSchneider Beltなどがそれに当たります。

Raptor Tactical - ODIN Belt Mark III (取扱店URL)

Jäger craft design - Schneider Belt

当記事でTYRを紹介しといてあれですが、装着感やコスパ、入手性を考えると、僕からオススメしたいベルトは上記の2点ですね。
個人差、体格差にもよりますので、これらを付けたからと言って痛くならないとは言い切れませんが。
少なくともパッドがないものに比べれば楽なのは間違いないでしょう。

他にもいろんなメーカーがベルトを作っているので、最近はTYRやRONIN以外にも選択肢が多いです。
レプリカ品ならTMCからかなり安いのも出ています。
いろいろと探してみるのがオススメです。

少し長くなりました。
ここからは僕のTYRガンファイターの各部詳細に移ります。


■インナーベルト


HSGI - Inner Belt

TYR純正のインナーベルトが当時売り切れだったので、代わりにハイスピードギアのを買いました。
表がオスベルクロのものです。TYRガンファイター側はメスベルクロなので、合うやつがこれくらいしか見つかりませんでした。
メーカーによって本体とインナーのオスメスが違うことがあるので、社外品を組み合わせる時は要注意です。

このベルトも丸められるくらい柔らかいです。荷物が嵩張らないので地味に嬉しいポイント。


このインナーベルトをまずパンツのベルトループに通してから、上からガンファイターを巻きます。
ベルクロによって固定されるので、動き回ってもベルトがズレることはありません。

ホルスターもベルクロで挟み込むことになるので、装着中はズレません。
いつも決まった位置に決まったアイテムがある状態を維持でき、非常に楽ちんです。

欠点として、インナーベルト単体を着けている時にオスベルクロが表にむき出しになるので、服と引っかかりやすいです。
手が当たっても痛いですし。

また、オスベルクロと触れるせいでガンファイター本体のタグも擦り切れてしまいました。


このように、判読不能なレベルに。
現状手放すつもりもないですし、使用上問題ないので気にしていませんが、人によってはかなりショックを受ける状態かもしれません。
こういうことがあるので、ベルト本体側がオス、インナーベルトがメスの方がいいんじゃないかと僕は思います。

・追記: 2020-05-16
インナーベルトをTYR純正に変えました。
やはりこちらのほうがガンファイター用の設計なのでしっくりきました。
TYR Gunfighter インナーベルト


■ホルスター



Safariland - UBL Mid-Ride + QLS22 + Leg Strap
Safariland - 6354DO for Glock19/23 + QLS19

僕の中で定番のOWBホルスター用プラットフォームです。
サファリランドのミッドライドに、QLSメスとレッグストラップを付けたもの。

UBL(ユニバーサルベルトループ)ミッドライドでホルスターの位置を少し下げることで、プレートキャリアなどの装備と干渉することなく、スムーズに銃を抜くことができます。

また、レッグストラップで脚にしっかり固定されているので、ホルスターがバタつかず、ドロウも安定します。

このプラットフォームに、QLS対応の任意のホルスターを取り付けて使います。
僕は主にG19用6354DOを付けて、マルイのグロック19を入れています。
値段は張りますが、素早く抜き差しできる上に銃が脱落することもない、優秀なホルスターです。


■グローブ、サイリウム


Maxpedition - Keyper

ベルトに取り付けられるカラビナフックです。地味ですがかなり便利です。
僕はグローブとサイリウムを吊っています。



SKD Tactical - PIG FDT Delta (Gen1)

2018年3月に新品を買ってから使い続けているグローブです。Coyote BrownのSmallサイズです。
こちらはGen1ですが、現在は手のひらの部分が改良されたGen2が売られています。

これを買う以前にはPIG FDT Alphaを使っていましたが、指先やナックルガードの縫い目が破れたのでこちらに買い替えました。

Alphaからベルクロとナックルガードが省略されたシンプルな構造になり、破損する可能性のある箇所が少なくなっています。
PIGグローブ自体消耗が早いグローブですが、そういう点でこちらのDeltaの方がAlphaより長持ちすると思います。
値段もDeltaの方が安いので、個人的にはAlphaよりも推せるシューティンググローブです。

装着感や指先の感覚といった使用感はAlphaと特に変わらず快適です。むしろベルクロがないので脱着が楽です。
薄手でピッタリはめられ、銃の操作を妨げません。
また、付けたままスマートフォンが操作できます。サバゲの合間の休憩時間くらいはよく付けっぱなしで過ごしています。


本来PIGという文字状の滑り止めが各指についていましたが、かなり剥がれやすく、今はほとんど残っていません。
ですがAlphaには元からついていませんし、これで特に使いにくくなったりはしません。


特に摩耗している箇所です。
左手中指の指先は縫い目から破れたので、自分で縫って補修しています。
また、人差し指の方も穴が空いています。

買ってからもうすぐで2年経ちますし、買い替え時が近そうです。
快適で気に入っているので、またこれを買うと思います。

ちなみにですが、洗濯機に入れるのは厳禁です。メカニクスなんかは割と耐えられちゃいますが(こちらも好ましくはない)、そのノリでやったらすぐ破れます。
洗うとしても手洗いのみです。これは徹底しておかないとPIGは本当にすぐ壊れますので注意。


左3本: FMA製レプリカ 右2本: Cyalume製実物

FMA IRサイリウム 4インチショート レプリカ

とりあえずぶら下げとくとカッコいいアイテムランキング(当社調べ)で上位に食い込む、IRサイリウムです。
とりあえずぶら下げています。

本数が必要なのでケチってFMAのレプリカですが、実物と見分けついちゃうのでできれば実物をオススメします。

左2本: 実物 右3本: レプリカ

実物の方が汚いんですよね。レプリカは綺麗すぎます。色味も違いますね。


■応急キット、フラッシュバン


Blue Force Gear - Micro Trauma Kit NOW!
Blue Force Gear - The Hammock

装備に最低限応急処置が出来る医療品が付いていると一気にそれっぽさが増すと思います。
ベルトキットもその例に漏れず、IFAK(個人用応急処置キット)と止血帯は必須項目だと感じます。
シューティングレンジで的を撃つだけでも、実弾を使っている場合(想定)なら必須なのは変わらないと考えます。

限られたベルトのスペース内で出来るだけコンパクトに抑えたいので、IFAKポーチはBFGのマイクロトラウマキットNOW!を選択。
何も入れないと薄すぎるので、中にレーションの余りなど適当なものを詰めてパンパンに膨らませています。
本当の医療品は入っておりません。演出です。

止血帯は、以前は別に単体でトラウマキットNOW!の右隣に付けていましたが、BFGからハンモックが発売されたのでそちらに変えました。
マイクロトラウマキットNOW!やPALSウェビングなどに連結できる、エラスティック生地の止血帯ホルダーです。

過去のセットアップ。止血帯ホルダー(NARP製)を別で付けていたので、MOLLEスペースを多く使っていました。
(Flickr省略)

僕のように細身なゆえに短いベルトを使っていると特に、省スペース化が図れるこのホルダーは大変ありがたいです。
そうしないとすぐMOLLE埋まっちゃいますからね。


ハンモックのおかげでトラウマキットとフラッシュバンポーチの間が空いたので、何か足せますね。
まあ空いてるからと言って埋めなきゃいけないってわけでもないので、とりあえず現状維持です。
なんか良いのが思いついたら付けるかも。

TYR Tactical - Assaulters Flashbang Pouch

自分で取り出せるフラッシュバンを1つ持っています。CQBを意識してるので付けています。
中身は安っぽいダミーのBBボトルです。本当はもっと出来のいいMk13レプリカ入れたいんですけどね。

展開図。トラウマキットの中身は適当です。CAT止血帯は実物


■ダンプポーチ


ATS Tactical - Roll-Up Dump Pouch

こちらも出来るだけ省スペースに、を意識して選んだダンプポーチです。
普段は畳んでおき、使う時に展開します。サバゲだと大体使っているので展開しっぱなしですが。

口にワイヤーなどは入っておらずペシャンコになるので、モノの出し入れにはちょっと慣れがいります。
コンパクトさ重視のデザインです。

空のマガジンを初めとして、例えばカート式のガンで遊んでいる場合、カートの回収で無くてはならないアイテムです(笑)
TOPM4をよく使う僕には外すことが出来ないアイテムとなっています。


M4のマガジンならざっくり5本程度入ります。口を絞ることも出来ます。


■マガジンポーチ

左: ATS Double Pistol Mag Pouch 右: HSGI TACO

HSGI - TACO

スピードリロード用のライフルマグポーチとして、左腰あたりの位置に取り付けています。
TACOマグを使っている理由としては、マガジンを保持する高さがちょうど良く、プレートキャリアを着ていてもスムーズに抜き差しできるからです。
バンジーコードが効いて外側にも伸びるので、多少窮屈な状態でも抜けます。
あとは値段が安く、手に入りやすかったためです。

(Flickr省略)

そういう経緯でTACOマグを使っていますが、もし人に勧めるなら、まずEsstacKYWI Shortyをオススメします。
TACOは少しマガジンを戻しにくいのですが、KYWIならカイデックスのインサートが入っているため、戻すのも楽です。

5.56 Single KYWI Shorty - esstac

またShortyだとマガジンの露出範囲が広く、掴みやすいです。
プレートキャリアとの干渉という問題がなければ、ベルト用のライフルマグポーチはこのEsstac KYWI Shortyが一番無難なのではないかと思っています。
カイデックスのテンションはドライヤーで熱してから曲げることで調整できます。

Esstacポーチの欠点は、付属の取り付け用パーツがペラペラで、しっかりMOLLEに固定できないことです。
強固に固定するためには、マリスクリップの類を別で用意して使う必要があります。

マリスクリップは外すのがしんどすぎるので、僕のオススメはHSGIHSGクリップです。


現行のTACOマグに付属するもので、取り付けは素手で出来ます。外すのもペンチがあればすぐです。
レプマートなどで売ってます。




ATS Tactical - Double Pistol Mag Pouch
Esstac - Pistol Kywi insert

ベルトのピストルマガジンポーチですが、僕は身体の左前面に2本付けます。自然と抜きやすい位置です。

ATS製の標準的なピストルマグポーチに、Esstacのカイデックスインサートを入れてスムーズに抜き差し出来るようにしています。
ATSのマグポーチはフラップが着脱可能で、以前は後ろ側の片方のみフラップを閉じる、というスタイルをやっていました。
しかしサバゲや的撃ちで遊んでいるうちに両方とも開けておく機会が多くなり、今では両方ともフラップを外しています。
カイデックスインサートが入っているので、オープン状態でも滅多に脱落することはありません。

ATS製のマグポーチを使っている理由ですが、特別な理由はありません。
ATS製品を輸入する際に、安いしついでに買った、くらいのものです。

というのも、中にEsstacのインサートさえ入れてしまえば、ガワが何であろうと同じ使い心地になるから関係ないのです。
外のポーチがコンドルでもゴーストギアでもAmazonベストにくっついてるやつでも、関係なく使いやすくなると思います。
Esstacインサートが優秀なのです。

というわけですので、僕が人にオススメするピストルマグポーチはEsstacDouble Pistol GAP KWYIです。
始めからナイロンポーチにカイデックスインサートが入っているものです。
Double Pistol GAP KWYI Pouch - esstac

GAPというのは隙間のことで、並んでいるマグ同士の間に少しスペースがあります。
マグを引き抜くときにもう片方のマグにも手が当たってしまう、というのを防げますので、GAPの方をオススメします。
MOLLEへの取り付けはこちらもHSGクリップ等を使用するのを推奨します。

あるいは既にナイロンマグポーチをお持ちなら、僕のようにインサートだけを買うと安上がりです。


■リテンション(セーフティ)ランヤード



AWS - Retention Lanyard

ヘリから落ちないようにしたり人を引きずったりもできるっぽい安全紐です。
状況的に付いてるほうが良さそうな時には付けます。正直なところ詳しいことはあまり存じ上げておりません。カッコいい小物。
DリングカラビナはOmega USA製のものを付けています。


■終わりに


以上が僕のファーストラインになります。
自分の中でしっくり来ているので、当分はこのセットアップのままだと思います。
変えるかも、と過去に言ってたマグポーチ類も結局使い続けてますし。

現状使ってて特に大きな支障がないので、変える優先順位が低いんです。お金かかりますやん。
自分が今使っているものと人に勧めるものとで差があるのは、単純にそういうことです。


■必要なモノだけを付けたい

ベルトに限らず、鉄砲や装備全般を組む時に考えているのが、なるべく「必要最低限」しかモノを付けないことです。
僕の中でのファーストラインの必要最低限は、ピストルマグ2本、ライフルマグ1本、IFAK、止血帯、ホルスターです。
自分が見てきたベルトの使用例から、通ずるポイントがこれかな、という感覚的なものですが…
もちろんこれが正解だとは思っていません。ですが、何か自分なりに軸があると装備はまとまりやすいです。僕の軸はこれです。

例えばダンプポーチは個人的に便利なので足していますが、付けなくても困らない人は無くていいと思います。

ベルトでもプレキャリでも、MOLLEが空いているからとにかく何か付けて埋めよう!というのは、僕は最近ではやらなくなりました。
不要なものは出来るだけ削いだほうが身軽で楽ですし、結果洗練された雰囲気を出せる、と信じています。
何も付いていない裸の状態をベースにして、必要なものだけを足していくと出来上がるイメージです。


・設定は欲しい

ただ、エアソフト的な観点で見ると防弾装備や医療品も不要ってなっちゃうので、前提として何を想定した装備なのかは決めておかなくてはなりません。
サバゲでの遊びやすさのみを軸にすると、ジャージ、フルフェイスマスク、多弾マガジン装備で銃身の短いハイサイクル電動ガンが最適解になり得ます。
これが良い悪いという話ではなく、何を想定するかで必要最低限は異なってくるということです。

こんなこと言ってますが、あくまで理想としてこうありたいという話で、僕も全然完璧じゃありません。
サイリウムは正直正確な運用方法を知らずに雰囲気で付けています。
医療品だって知識がないので、使用例見つつガワのポーチを選んでるだけで、どういうアイテムを入れるのか知りません。


・使用例を見る理由

このように知識がなくても、何を選べばいいかを判断する基にできるのが使用例です。

僕は特定の装備再現をしているわけではないですが、装備を組む時には軍民問わず使用例をよく見るようにしています。
どうしてそれが付いているのか、何を選べばいいのか、そういった価値観を推測することができます。
そして、意味を知らず丸コピーではなく、自分なりに解釈した上で取り入れるのが理想だと思います。その解釈が間違っていることは僕もままありますが(笑)


■正解は人によります

各項でも少し書いたように、ベルトにしてもポーチにしても、多種多様な選択肢があります。
僕もいくつかこれがオススメ、とは書きましたが、あくまで僕の個人的なものです。
絶対的な正解というのは無く、自身に適したものを見つけることが肝要だと思います。
使用目的のほか、価格や入手性も関わってくると思いますしね。

ちなみに当記事内で紹介した製品は、ほとんど全て国内で手に入れました。
TYRガンファイターとフラッシュバンポーチは個人から中古を譲り受け、ATSマグポーチは輸入しましたが、これらも全て国内に取扱店があります。
こういった製品が簡単に手に入る日本は恵まれていると思います。

利用した国内ショップのURLを貼っておきます。ご参考になれば幸いです。

AdvancedAssaultGear

WILLY-PEET

REALMENT

WARRIORS



最後まで見ていただきありがとうございました!
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 15:07Comments(2)■装備

2018年11月17日

■装備更新: ベルトキット (TYR Gunfighter Belt)

やまもよです。
今日はベルトキットの更新報告です。


TYR Gunfighter Belt (Small)

これが現状のセットアップです。
以前紹介したとき (■装備更新: ブルーフォースギアとか…) から物が増えたり入れ替わったりしてます。

以下構成です。左から順です。

AWS セーフティランヤード w/ Omega Pacific D型ロック付きカラビナ
ATS Double Pistol Mag Pouch
HSGI TACO
ATS Roll-Up Dump Pouch
Blue Force Gear Micro Trauma Kit NOW!
North American Rescue C-A-T Holder
TYR Assaulters Flashbang Pouch

Safariland UBL Mid-Ride + QLS22
Leg Strap
6379 ALS + QLS19

Maxpedition Keyper


では変わったところを紹介していきます。



AWS セーフティランヤード + Omega Pacific カラビナ

飾りです。これを実用することはきっと一生ないでしょう
とある貸切に参加したときのフリマで入手しました。安かったので助かりました。



ATS Double Pistol Mag Pouch

前回Aegisと一緒に注文したマグポーチです。オーソドックスなフラップ式。
価格の安さと汎用性がウリです。


中にEsstacのカイデックスインサートを入れています。
格段に抜き差ししやすくなるし、マグの脱落も防げます。

フラップはベルクロでくっついていて、長さ調節や取り外しが可能。
スピードリロード用に前側はフラップ取り外し、後ろは閉じて確実に保持する …っていう設定で現状やってます。

マガジン以外にフラッシュライトなんかも入れられます。
また今はベルトに使ってますが、プレキャリやチェストリグにも合わせやすいデザインです。
使い回しが効いて嬉しいポーチです。




TYR Assaulters Flashbang Pouch

TYRのフラッシュバンポーチは2種類ありますが、そのうちスピード重視の方です。
CAT止血帯も入ります。


黄色いのはTYR特有のPVマテリアル。ナイロンより頑丈な素材だそうです。
700円のBBボトルを入れています




Maxpedition Keyper

ベルクロ留めのカラビナフック。ベルトやPALSウェビングに留められます。
サイリウムやグローブを吊るのに丁度いいです。小さいけど便利です。
ちなみにグローブはPIG FDT DeltaのSmallサイズです。



以上が更新内容です。思い描いていたベルトキットがついに完成しました!
今後変える箇所はあるかもしれませんが、大体付けるモノの種類や場所はこれで決まりです。


サバゲや撮影で使うのが楽しみです!

読んでいただきありがとうございました!(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡

  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 23:52Comments(10)■装備

2018年11月17日

■装備更新: ATS Aegis Plate Carrier V2

こんばんは。やまもよです。

今回は大物です!新しいプレートキャリアです!!


ATS Tactical Gear : Aegis Plate Carrier V2 (Multicam, Medium)

念願の最新プレキャリです。
2018年現在、名だたる最新プレートキャリア群と比較すると特にこれといって目立った特徴はないものですが、僕にとっては大きな進歩です。

というのも、僕はこれまでずっとShellback Tactical製のBansheeプレートキャリアを使っていたからです。

(今年10月、バンシープレートキャリアを着てイキっている僕)

が、Bansheeはかれこれもう10年程前に設計されたギアです。もういい加減古いんですよね。
特に肩のバックルがゴツいせいでライフルを構えにくいことが一番の不満でした。

あと以前は国内でも2万円台で買えて安いことが売りだったんですが、今は値上がりしてて3万超えます。
同じくらい出すか、あるいは少し足せば、最近設計されたもっと使いやすいギアが買えるので、わざわざバンシーを買う意味はもう無いかなーと感じています。

とにかく、もっとスッキリしたデザインの、ナウくて軽いプレキャリが欲しい。
そう思ってたどり着いたのがこのATS Aegisでした。
実物にしては手頃な価格(239.99ドル)で販売されている、ロープロファイル設計のシンプルなプレキャリなんです。

国内だとREALMENTさんで取り扱いがあるんですが、在庫切れだったため今回は直接ATSのホームページから購入しました。
(ATS Tactical Gear: https://atstacticalgear.com/)

初めての個人輸入でしたが特にトラブルもなく、注文から20日程で自宅に届きました。


ATSのショールームはフォート・キャンベルのすぐ近くにあります。
初めて見るUSPSの包装に加えてこの住所。めっちゃワクワクしました。




購入したのはプレキャリ、ラジオポーチ、ピストルマグポーチの3点です。
ピストルマグポーチはベルトに使います。→( ■装備更新: ベルトキット(TYR Gunfighter Belt)


Aegisのひらき。本当にシンプルな構成です。
購入したのはミディアムサイズですが、かなりコンパクトです。PALSウェビングも最低限の数に抑えられています。

前後パネル、カマーバンドはそれぞれ全てベルクロで繋がっており、バックルやバンジーコード等は使われておりません。
バリバリするだけでバラバラにできます。



MサイズのSAPIプレートに対応していて、トイソルジャー製のダミープレート(Mサイズ)がキレイに収まってくれます。
ピッタリ作られているので、エマーソンなどの大きめに作られているダミープレートだと入らないことがあります。

(左: SBT Banshee 右: ATS Aegis)

Bansheeもどちらかというと小型なプレートキャリアなのですが、Aegisはさらに小型です。
Aegisの方がよりプレートの形に沿っており、無駄を省いたデザインが伺えます。

他の違いは肩の厚さ。Bansheeはバックルが内蔵されているので分厚いのですが、Aegisはバックル不使用で薄いです。
おかげでライフルを構える際に邪魔になりません。Bansheeを着るときはM4のストックを少し縮めて使っていたのですが、Aegisだと縮める必要はありませんでした。アーマーを着ていないときと同じストックポジションで違和感なく構えられます。

また、Aegisの方はボディの裏地がメッシュになっていて軽量で、装着感もBansheeより良いです。楽な感じ。

AegisはSwiftclip対応で、胸のところに連結用のバックルが付いてきますが、僕はプラカードなどの対応品を現状持っていないので使いません。
このあとバックルは外します。


そうこうしているうちに追加のポーチたちもタイミングよく届きました。
ここから本格的に盛り付けていきます。


というわけで盛るとこうなりました。
以下構成です。

Blue Force Gear Ten-Speed Triple M4 Pouch
Blue Force Gear Tourniquet NOW! Strap
Blue Force Gear Ten-Speed Double M4 Pouch
Ferro Concepts The Dangler
ATS MBITR Tip-Out Radio Pouch
TYR Small Cutaway IFAK
TYR Flashbang Pouch/CAT Holder x2

Toysoldier Dummy Armor SAPI Plate, Medium
Toysoldier Low-Vis 6x6 Swimmer Side Plate


このなかでも特に新しく買ったアイテムをピックアップして紹介します。


Blue Force Gear Ten-Speed Double M4 Pouch

プレキャリとファーストライン合わせて予備マグを合計6本くらいは持てるようにしとこうかな、という特に根拠のない適当な私感から、予備マグ携行数を嵩張らず増やせる方法としてテンスピードを選びました。

必要ないときは何も入れなくてもいいですし、マグを入れているときでもこの薄さのおかげでハンドガンのドロウを妨げることはありませんでした。

また個人的に、3連より2連の方が使い回しが効くと思います。フロントでも脇でも腰でも違和感ありませんし、入るものなら何でも入れてOK。よくJPCの前面カンガルー上に空の2連テンスピードが付いてたり、拡張ストレージ的な使い方をよくされてるポーチですよね。


Ferro Concepts - The Dangler

ベルクロでリグの前面に挟み込んで固定するタイプのファニーポーチ。最近流行ってますよね。

HSP、スピリタス、TYRなど…実、レプ問わず結構いろんなところが出してますが、自分はFerroのダングラーをチョイス。
理由は実物の中では安いというのと、正面にベルクロがあったからです。パッチ貼りたかった。

見た目の割に結構容量あります。こういう使い方はしないと思いますが、M4マガジンが5本入りました。

今はメディック用品を入れているという設定でMEDパッチを貼っています。実際はタオルで膨らませてるだけです。
サバゲーのときはスマホや財布といった貴重品を入れておくのに重宝しそうです。


ATS MBITR Tip-Out Radio Pouch

外側に展開でき、ポーチに入れたままでもラジオが操作できる、というものです。
この手の展開型ラジオポーチもいろんなメーカーから出てますがやはりトレンドなんでしょう。ぜひ乗りたいと思ったので購入しました。

ATSのこちら、ポーチ自体が非常に軽量でいいですね。
表にサイリウム取り付けたりはできません。シンプルなラジオ入れです。



Toysoldier Low-Vis 6x6 Swimmer Side Plate

Aegisに標準で付属してくるカマーバンドは、内部にサイドプレートを固定できます。
せっかく入れられるんなら入れてみたいし、見た目もかっちりして良くなるのでトイソルジャーのものを購入。

Low-Visという規格だそうで厚さ1mm程しかありません。そのおかげもあってか、動きを妨げることなく、脇腹にうまい具合にフィットしてくれます。

結構心地良いので、今後これ無しではプレキャリ着れないかも。



ラジオを前面に持ってくるとアンテナが邪魔ですよね。
パラコードを巻いて輪っかを作り、そこにアンテナを通してみました。雑な見た目ですがちゃんと機能は果たしてます。
TCI MAST欲しい…



カマーバンド内側にATSのロゴがあります。愛してます。



ちなみに僕は168cm/57kgの細身体型ですが、サイズはMediumでちょうどよいです。
結構調整効きます。

SmallサイズはREALMENTさんのショールームで試着したことがあるのですが、僕でもカマーバンドの締め付けがかなりきつく、着た後まともに動けなくなりました。
カマーバンドは単品でも注文可能なので、カマーバンドだけサイズをミディアムにするという方法で着れるかもしれませんが…



Aegis、かなり気に入ってます。
クイックリリース機能やZip Onパネル等もなく、ただただシンプルな、必要最小限の構成をしているプレートキャリアです。
ギアを選ぶときに快適さを優先しがちな僕の性に合っていました。使いやすいです。
比較的低価格な実物プレートキャリアを探している方におすすめできます。

最近は意味なく部屋の中で身に着けたり徘徊してみたりしています。
寒くなってきたので寝るときに着てもいい塩梅です。これからの時期プレートキャリアで体温調節しましょう。
普段から自室で使ってればサバゲに行かなくても使用感出せますよ



ATSのピストルマグポーチをはじめ、ベルトキットにもいくつか変更、追加したアイテムがあります。
それは次の記事で書こうと思います。

それでは皆さんおやすみなさい(>.<)y-~
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 01:08Comments(0)■装備ATS Aegis Plate Carrier V2Blue Force Gear

2018年11月11日

FMAマリタイム塗装(ザラザラベース+クライロンカーキ)

お久しぶりです。
前回の投稿から2ヶ月経とうとしてます。次は3ヶ月後かもしれません。
おかげで書けるネタがいくつかあります。

今回はヘルメットを塗装しました。


以前の記事で紹介したこともある、FMAマリタイム ABSバージョンを塗りました。


(塗装前)
(塗装前)

今まではシェル表面を紙やすりで荒らして、Mrカラーのつや消しクリアを吹いてました。
この方法でも純正のままよりは遥かにマシではあったんですが、


写りによってはやっぱりプラスチックっぽいテカリが出てしまうのが気になってました。

色味はともかく、とにかくこのツヤを抑えてマットな質感にしたい…
と思って調べると、有名なミリブロガーの全快娘さんが書かれていたマリタイム塗装記事が見つかり、大変良さげだったので真似しました。


クライロン カーキザラザラベース を使用します。

塗装の流れですがまず分解してシェルだけにします。


次にベルクロとその周辺をマスキングします。(写真撮ってないです…)
フチのところをしっかりマスキングして覆っておかないとザラザラベースが付いちゃってカピカピします。

あとはザラザラベースをシェル全体にハケで塗り、乾いたらクライロンカーキを吹きます。

 
(ザラザラベース+クライロン後)

途中の写真全然撮ってなくてすみません。いきなり完成です。
ABS感が消えました!まるで違う製品みたいです。素晴らしい。Awesome.


組み立てて完成!




FMAマリタイムとは思えない雰囲気に仕上がりました。めちゃんこ良いっす


ただ、このザラザラベースの質感が実物っぽいのかどうか?といいますとちょっと違います。

(実物画像)

こちらは今年9月、横田基地友好祭にて展示されていた本物のマリタイムです。
個体差あると思いますが、今回見たものはつぶが中央に集中していて、外側の方はつぶつぶしてませんでした。
また、見ての通りシェルの表面はザラザラベースのような大げさなザラザラはありません。
色味に関しても、FMAマリタイムの元の色の方が近いでしょう。

以上を踏まえて、ザラザラベースでの塗装は厳密にはリアルではないですが、リアリティがある仕上がりになるものだと思ってます。

チープなプラスチック感を消してくれてつぶが作れるのでそれっぽさが出ます。

色味の話は単にクライロンで塗装した設定にしておけばOKかなと思います。
なんで塗るかって?…シェルの保護ですかね?すみません知らないです。適当です。



まあ表面がザラザラしすぎ、っていっても少し離れればパッと見分からないとは思います。


ちょっと文句も垂れましたが、結果として僕は今回の塗装でひとまず満足しています。
ツヤとABS感が消えたことが最大の喜びです。
元々5000円で買えるヘルメットだと考えると十分です。

この記事を読んだ人のなかで「塗装前の方が良くね?」って思う方もいると思います。僕も結構悩んだ末塗りましたから。

実物の素の色合いに近いのはやっぱり塗装前なんですよね。
うまくやれる人なら他の塗料も駆使して塗装でも近づけられるんでしょうけど…


最近はエボリューションギアやTMCから出てるマリタイムが良さげで気になってます。
これからマリタイム買いたい人はFMAも手軽でいいですが、エボギアとTMCも調べた方が幸せになれると思います。
自分が買ったものよりクオリティ高いレプが後から出てくる辛さを知りました。

まあ当分はFMA使いますけどね。



次回予告



ついに来たんですよ…


読んでいただきありがとうございました(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 21:42Comments(0)■装備FMA マリタイム

2018年09月02日

TMC YOTE (Eagle Beaver Tail) レプリカ

本日二度目の記事になりますが、TMC製のバックパックも最近購入したので載せておきます。



TMC YOTE Pack
(Eagle Beaver Tail Assault Packのレプリカ)

Eagle製ビーバーテイルの形状を模したレプリカです。大体14000円くらいで買えました。



TMCが以前作っていた旧ロットは名前の通りYOTEの形状だったそうですが、現行ロットはビーバーテイルパックの形になってます。
また、旧ロットのものは見た目の出来がイマイチです。価格は現行のものより安いんですが、生地の色が変だったりします。

ともかくこちらの現行品のTMC YOTE、かなり外観が良いです。本物は見たことありませんが、雰囲気あると思います。
実物のマルチカム生地を使用してるそうで。500デニールです。

最近のTMC、前と比べて遥かにクオリティが上がってますよね。


本体の他にストラップ類がたくさんついてきました。
対応したリグと連結する時などに使うらしいですが、詳しくは知りません。
僕は特に使いません。



MAP(Modular Assault Pack)を元に、ウエビングやポーチが追加、拡張されたようなデザインです。

特に外にガバっと開く大きなポケットには、ヘルメットをはじめとしていろんなものが入れられます。
ここを膨らませるとボリューム感が出ます。



外ポケットに何も入れないと結構スッキリします。

また、肩紐は脱着可能で、プレートキャリアの背面等、MOLLEに接続も出来ます。
使い勝手がいいですね。


装備用に大きすぎず小さすぎない、程よいボリューム感のバックパックが欲しかったんですが、このTMC YOTEは自分の求めていた条件に合致していて、結構気に入りました。
今後ゲームや撮影で使っていきます。

本物はTMCの倍以上の値段するので当分は手が出ません()


以上です。
読んでいただきありがとうございました!(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡

  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 19:23Comments(3)■装備TMC YOTE

2018年09月02日

■装備更新: ブルーフォースギアとか…

こんにちは。

装備の更新が少し進みました!

ブルーフォースギア製品を今回初めて手に入れて感動しています。
パッケージもキレイで素材も良くて…最新のギアって感じしました。

今回メインはBFGですが、他にもいくつか買ったものがあるのでそちらも追って載せます。


ではまずこちらから。



Blue Force Gear - Ten-Speed Triple M4 Mag Pouch

ブルーフォースギアのテンスピードです。最近だとかなり定番で使ってる人多いですよね。
僕も憧れてました。


スッキリしててカッコいいし、マガジンも抜きやすいです。
マグを入れるのも思ったよりは結構楽です。ぴったりくっついてしまってる時は片手だと難しいかもですが。

買ったばかりでまっさら新品ですが、使っていくうちに自然と使用感出てくればいいなあ。


Blue Force Gear - Tourniquet NOW! Strap Tourniquet Holder

同じくBFGの止血帯ホルダーです。今までラバーバンドでCATを固定してたんですが、結構千切れますし、最近は専用のホルダーで固定してる例が多いと思うので、トレンドに乗るためにこちらを買いました。
特にコヨーテブラウンのものはミリフォトでもよく見かけます。

こうやって固定されてる赤ベロのCATって見た目かっこいいですよね。


次はベルトです。


以前も紹介したTYR Gunfighter Beltに、いくつかポーチの変更、追加を施しました。
(TYRガンファイター紹介記事:http://sat952v.militaryblog.jp/e936122.html)


Esstac - Pistol KYWI Insert
HSGI - Single TACO

CONDORのダブルピストルマガジンポーチに、Esstacのカイデックスインサートを入れました。
これでフラップを外していてもマグが脱落しにくくなります。実際ゲーム中にフラップ開けてる時に何度か落としてますんで…

Esstacのインサートはライフル用でもピストル用でも、手持ちのポーチを活かせるので安くて便利ですね。
人にもおすすめできます。


スピードリロード用に前側だけフラップを外して、後ろは絶対落とさないようにフラップを閉じる、という風にやってます。
Tactical Riflemanで退役SFの人がやってるのを見ていいなと思ったので取り入れました。


ちなみにポーチ本体も、上の画像と同じATSのダブルマグポーチのマルチカムに変更予定です。
手に入るのは一ヶ月以上先だと思いますが…(後述します)

他にも迷ったポーチはありましたが、とりあえずはこれで使ってみようと思います。


TACOについては、今まで所有していたダブルデッカーのものを使っていましたが、


ピストルマガジンポーチ部分が邪魔で、ライフルマグを掴みにくいと思うことがありました。
あとはピストルマグポーチ部分に特に何も入れる気がないこと、単純に色をマルチカムに変えたかったのが理由で、シングルTACOに買い替えました。

シングルTACO自体は使いやすく不満はないです。これも定番ですしね。
またこれ以上マガジンの保持位置が高くなるポーチは、僕の体格だとリグとの干渉がひどくなるので選びたくないです。
TACOでもカマーバンドと少し被るんですが、普通にマグの抜き差しは出来る程度なので問題ないです。


Blue Force Gear - Micro Trauma Kit NOW!
North American Rescue - C-A-T Holder

省スペースなベルト用のIFAKとしてBFGのマイクロトラウマキットにしました。
取り付けスペースは横3コマで済みます。あと何より見た目がカッコいいです。

左右どちらからでも引っ張って抜き出せます。


中に入れる本物のIFAK用品は一切持ってないので、去年くらいに食べたMREレーションの余りを詰めておきました。
確かコーヒーとガムです。
これでいい感じにポーチが膨らみます。
隙間から覗いても、ビニールに入ったパッと見それっぽいものが見える程度なんで誤魔化せる…と思いたい。

ちなみにこの中身を包んでる生地、ウルトラコンプという独自の素材だそうで触り心地がいいです。軽いし丈夫そうだしすごいね。


CATホルダーは手に入りやすく使い勝手もいいNARP純正をチョイス。
フタが伸縮生地で、引っ張るだけで開けます。


NSNはないみたいですが、軍や法執行機関各所で結構使われていたと思います。まあCAT作ってるとこのですし。




さて今回買ったものは以上になります。

お気づきの通り全部色がマルチカムなんですが、理由としてはマルチカムのATS製プレートキャリアに今度更新するためです。

現状所有しているShellback Tactical Bansheeに代わりに付けていますが、本当はATSのAegis Plate Carrier V2に取り付ける予定です。

ATSからラジオポーチや前述のピストルマグポーチと共に注文はしたのですが、どれも現状在庫がないそうで、少なくとも1ヶ月半程度は待つことになりました。

今年中には多分届くので、その際はまた載せるつもりです。

読んでいただきありがとうございました(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 17:14Comments(0)■装備Blue Force Gear

2018年07月28日

FMA マリタイムヘルメット

こんにちは。

今回はプロフィール画像にも使っているヘルメットについてだらだら書きます。

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■本体、セットアップ


FMA Ops-Core FAST Maritime

みんな使ってるオプスコアマリタイムのレプリカです。

アラミドじゃなくて安いABS仕様の方です。

色はダークアースのものをそのまま使っています。
家にあったMrカラーのつや消しクリアを気休め程度に吹きましたが、正直ほぼ変化はありません。
そのうちもっとマットな感じに塗装し直したいですね。

僕は頭が大きくないのでサイズはM/Lで、


パッドは前後と頭上に付属のものを適当に貼っています。

本物のパッドと比べるとかなり見た目が貧相ですが、普段見えないところなんで現状特に変える予定はないです。

次にくっついてるアイテムを記載します。


TCA COMTAC3 w/ FMA ARCアダプター
NB オプスコア スケルトンシュラウド
NB L4G24マウント
FMA PVS15
TMC Mk1 カウンターウェイト(TNVC Mohawk Mk1のレプリカ)
FMA マンタストロボ
Night Evolution Switch MPLS

ご覧の通りメット本体、付属品含め全部レプリカです。

このセットアップが完成したのが去年12月です。以来ほとんど変更なしでずっと使ってます。

が、

Night EvolutionのMPLSレプリカがこの写真だと付いてますが、この位置だとコムタックを跳ね上げられないのと、NEのロゴが主張してきて気に入らないので最近はずっと外しています。

コムタックをもっと後ろのコマまでずらせばいいんでは?と思うところですが、頭が小さいせいでこれ以上後ろにずらすと、ライフルのストックがコムタックにガンガン当たります。

僕はFGカラーのTCAコム3を以前に1個ぶっ壊してるんですが(電源ボタンが全く効かなくなった)、ストックを結構ガンガンぶつけていたので、破損原因の1つかもしれません。

ライフル側の光学機器をライザーマウントで高くするとか他の対策もありますが…

ともかく、夜戦を想定するならヘルメットにライトくっついてる方がやっぱりそれっぽいんでしょうか?
かっこよく、かつ邪魔にならないヘルメットライト、まだ探し中です。


FMA純正のプラスチックのVASシュラウドは質感が雑魚あまり良くないので、シュラウド、NVGマウントともに金属製のレプリカに変えています。

はじめは評判のいいEvolution Gear製のを探してましたが当時在庫がなかったので、代わりにSAMURAIさんで見つけたこのノーブランドのレプリカを買いました。
結構安かったんですがどちらも質感は悪くなく(実物見たことないですが)、刻印も入ってるので満足してます。
それぞれ無加工でFMA PVS15もマウントできます。

また、現行のマリタイムやバリヘルはこのスケルトンシュラウドが標準装備のようなので、現行アピールにもなると思います。


次にかなりの存在感を放っているこちらのカウンターウェイトポーチですが、



中にはこういうのが入ってます。

右の電池ホルダーは付属してくるのですが、肝心のウェイトそのものがTMCのレプリカには付属してきません。(ポーチ内部のウェイトを保持するゴムバンドは再現されていますが)


そのためウエイトとして、サイズ、重さともに丁度良かった防振用亜鉛シートを入れています。
ぐにぐに曲がるのでヘルメットの丸みにも合います。
ホームセンターで売ってました。

電池ホルダーは常に入れていますが、ウエイトはNVGをマウントする時のみ入れます。
FMA PVS15はレプリカながらそれなりに重く、カウンターウェイト無しだとメットが前にずれるわ頭も痛くなるわで辛いです…

また、下についているベルクロのフラップでヘッドセットのコードをすっきりまとめられます。
邪魔にならずカッコいいので上の写真を撮る時もやってたんですが、まとめる際に引っ張りすぎてしまったのか、ある日TCAコム3根元のコード被膜を破いてしまいました。


まだ断線してないので機能は生きてますが、見た目が不安すぎます。

レプリカヘッドセットのコードをラフに取り回すのは強度的にやめた方が良さげです。


今は負荷がかからないようにゆるーく巻いてます。


ついでに、


カウンターウェイトポーチの保持を補強するパラコードを最近追加しました。
実物でもしっかり付けてる例をよく見るので。メットやMohawkのモデルによって引っ掛ける場所も変わってくるみたいです。

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■ヘルメットの魅力

全身の装備のなかでも、こういったヘルメットは銃やプレキャリと同じくらい大きなウエイトを占め、かつ個性も出る大事な部分だと思います。


かくいう僕も組む前はあまり考えてませんでしたが、このヘルメットを組んでから装備全体が引き締まって見えるし、単体でも着用時でも、写真を撮るときにとても映えます。そんな気がします。


銃、プレキャリ、ヘルメットを揃えて着用すれば、それぞれが引き立てあって立派な装備に見えます。たぶん。

また、上の画像のようにすべて揃ってなくても、雰囲気を出すことができます。



バカみたいな格好ただのスーツにヘルメットとライフルを装備しているだけですが、ミリタリーオタク何かの装備っぽい雰囲気を出すことが出来ています。きっと。

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構成を考えたり、被ったり、撮影したり…

とにかくヘルメットって素敵なアイテムだと思うんです。僕はそれを共有したかった。


次回はブログのヘッダー画像や後半の写真にも写っているWEM4について書こうと思います。

読んでいただきありがとうございました!(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡

  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 00:40Comments(0)■装備FMA マリタイム