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Posted by ミリタリーブログ  at 

2020年12月01日

ESSTAC KYWI GAP/5.56 Shorty

※この記事は先にnoteに投稿したものと同じ内容を、ミリブロ用に調整して掲載したものです。
note版 https://note.com/sat952v/n/nd6eb84b322c7

noteは使い勝手もよく閲覧もしやすいため、今後はnoteをメインにしていく予定です。


(Flickr[高画質版URL]: https://flic.kr/p/2kbSC5N)

■Esstac最高! 一番好きなTacです

ベルトキット用にオススメのマグポーチは?と聞かれたら、僕はEsstacDouble Pistol GAP KYWIと、5.56 Single KYWI Shortyだと答えます。
(AR15とグロックを使っている場合です)

KYWIシリーズはナイロンのガワに、カイデックスインサートが入っているシンプルかつ洗練されたデザインで、非常に評価の高いマガジンポーチです。
その中でもこの2点がベルトキット用なら最適解だなと個人的には考えています。少なくとも僕の用途においてはです。

しかし、人にオススメしといてなんですが、実は個人的なある理由で今まであえて買っておりませんでした。
使いやすいことはずっと前から知っているし、人に勧める手前自分も使ってないと説得力に欠けるだろうということで、さすがにそろそろ買うかーって感じでようやく購入した次第です。ちょうど某ショップに入荷してましたし。

今まで使っていたマグポーチと比較しつつ、KYWIの特徴や、今まで買っていなかった理由についてお話します。


■ESSTAC KYWI - 完成されたマグポーチ

今まで買ってなかった癖にめちゃめちゃ褒めちぎってんじゃねーかって話なんですけど、いや本当にKYWIはかなりよく出来てるんです。まさにソリューションってやつです。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbWR1U)

改めまして今回ご紹介するのはこちらの2種類。
ダブルスタックピストル用のDouble Pistol GAP KYWIと、5.56ライフル用の5.56 Single KYWI Shorty (Naked)です。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC3D)

ナイロンのガワの中に、Kydex Wedge Insert(KYWI)と呼ばれるカイデックスインサートが入っています。マガジンを保持するテンションはドライヤーで熱して曲げることで調整します。
抜きやすいことはもちろん、カイデックスのおかげでポーチが潰れることもないので戻しやすい。保持力もちょうどいい。快適なポーチです。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC38)

(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC4R)

固定にはHSGI CLIPのShortを使いました。マリスクリップよりは脱着が楽ですし、TACOマグで使い慣れているので…
しっかり固定されます。
ちなみにEsstac純正のペラペラのやつはオススメしません。固定が甘くなりがちですので…
マリスクリップやHSGIクリップなどの類を使う方がよろしいです。


■GAPとShorty

KYWIはバリエーションが豊富なのですが、今回の目的はベルトキットに装着するスピードリロード用のポーチなので、抜きやすさを優先したものを選んでいます。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbX8YW)

ピストルマグポーチのGAPというのは、2つ並びのマグポーチの間にある隙間のことで、この隙間があることでマグ同士の干渉を防ぎます。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbX8X3)

また、このマグの間の間隔が狭すぎると、1本目を抜き出すときに2本目も一緒に引っかけてしまう、ということが起きることがあります。GAPポーチですとこれが防げます。
EsstacからはGAPではないモデルも出てますが、コマ数も変わりませんし(2コマ)、GAPの方にはメリットしかないので、GAPをオススメしたいです。


(Photo from SKD Tactical)

ライフルマグポーチはマグを保持する深さにバリエーションがあるのですが、その中でも一番浅いのがこのShortyです。
マガジンの露出範囲が大きいため、掴みやすいです。

表のPALSウェビングの有無は選ぶことができ、僕のものはウェビングなしのNakedモデルです。
ベルト用マグポの外になんか付けるとマグが掴みにくくなるので(以前ダブルデッカーTACOを使っていたときの経験)、今回MOLLEは必要ありません。
あと見た目がスッキリしてて好きです。


■KYWIの問題点 - マガジン保持位置の高さ

さて、そんな素晴らしいKYWIポーチを僕が今まで買っていなかった理由ですが…

それはこれらのKYWIがマガジンを保持する位置が高く、僕の体格だとプレートキャリアを着用したときに干渉するというのが理由でした。

これまで使用していたマグポーチと比較しながら見ていきましょう。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC5N)

比較のために改めて、KYWI GAP5.56 Shortyです。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC2w)

そしてこちらがATS TacticalDouble Pistol PouchEsstacKYWIインサートを入れたものと、High Speed Gear(HSGI)TACOです。

ベルトを買ってから今回KYWIを買うまでの2年ほど使っていた構成です。

■過去紹介記事: TYR Gunfighter Belt - ファーストライン

これらの構成では、マグを保持する高さが違うのです。
ベルトキット単体運用では問題にならず、むしろその場合はKYWIの方が使いやすいとはずっと前々から思ってたんですが、プレートキャリアやチェストリグと併用したときには話が変わってくるのです。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbSC21)

(Flickr: https://flic.kr/p/2kbWq43)

わかりやすく並べて配置した写真を用意しました。
これでお分かりいただけると思います。
KYWI GAPと5.56 Shortyのマガジン保持位置が、一回り程度高くなっていることが。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbXygQ)


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbXyiD)

それぞれATS Aegis V2プレートキャリアと併用したときの写真です。
ATSポーチとTACOのときはなんとか干渉せずにいられたのが、KYWIだと直立しててもちょっと干渉気味になります。

僕の身長は169cmで体型も細身なため、元々プレキャリとベルトキットの干渉には結構悩まされてきました。
ガンファイター系のコンパクトなベルトが出てくる前に主流だったパッド系のMOLLEベルトはことごとくアーマーと干渉して、全く使えないほどでした。
ホルスターも通常のヒップ位置だとかなり窮屈になるので、サファリUBLなどでドロップさせることが必須です。


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbTkF3)


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbTkGk)

ピストルマグに関しては、元よりプレキャリの左側をラジオやポーチで盛っていることもあり、このように身体を反らして抜くことになります。
この2枚は同程度の反らし具合ですが、よく見るとマグとプレキャリとの隙間にちょっと差があることが分かると思います。

僕以上に身長や体格の小さい方だと、この問題はより大きくなるのではないかと思います。
Esstac KYWI自体は間違いなくオススメできますが、プレキャリとの併用を考えている場合には、干渉具合について一度気にしてみた方がいいかもしれません。
ベルトキットのポーチ選びに結構大事なポイントだと思っています。

■一応の解決 - 慣れと工夫

結論から言いますと、僕の場合は慣れと少しの工夫でなんとか解決し、一応運用できるようにはなりました。

自分で買ったKYWIポーチを初めて使ったのはこの間行ったT-MOUTの定例会でした。



以前のポーチの感覚でいると確かにちょっと高くてやり辛いなと最初は思ったのですが、いざゲームが始まって動いている時にはあまり気になりませんでした。いや、確かにプレキャリとマグはちょっと干渉するんですが、我慢できる範囲でした。どちらかというとそもそもヘルメットとプレキャリを着てること自体の方が負荷です。

この日はいろいろと姿勢を変えたりしましたが、マグポーチのせいで動きに影響が…ということはなかったように思います。



僕の場合、多少の不快感はあっても、結局慣れでどうにかなる程度でした。

また、工夫についてですが、僕はベルトキットを巻く位置を腰骨より下の位置にしています。
いわゆる腰パンのポジションになります。
腰骨の上にベルトを巻くと腰骨がかなり痛くなるので、それを防ぐために初めた方法ですが、マグポーチの位置を下げられるという副次効果があります。
ベルトとアーマーの干渉や、腰骨の痛みに悩まされている方はこの方法で一気に解決できる可能性があります。

腰パンが嫌だって方は、パッドがガッツリ効いてるベルトにするとか、下げた位置で付けられるマグポーチ(Emdom IAP, その他HSGI, G-Codeなどのドロップレッグプラットフォーム)が存在するのでそういうのを使うしかありません。


(Photo by Emdom USA)


■終わりに - ギアに使われないために


(Flickr: https://flic.kr/p/2kbQnih)

装備品が使いにくい!と思ったとき、その原因が本当にそのギアのせいなのか、自分のせいなのか。冷静になって考えて、出来ることを試すことが大事だと最近はよく思います。そもそも正しく使えているのか、とか。
装備は結局道具ですので、適切な状況で適切に使用できて初めてその価値を発揮します。

ある程度の水準を満たしている製品なら、それぞれの差は実はそれほど大きくなくて、あとは使用者次第でしょう。
今回マグポーチを変えましたが、それによって得られたメリットって、正直僅かなものだったなと思います。かっこいいし使いやすいんでいいですが、正直今までの構成でも同じことは行えていましたので。
道具を使う人間が最も重要です。

うわオタクキモw玩具で何語ってんのって感じですが、今回、ずっと自分には合わないかもと思っていた装備を買って練習してみたら割と普通に使えたという経験を通じて、改めて思った次第です。

しかしそれでも、どうしても合わないギアはあると思います。そういうときは素直に変えればいいのです。
ただ、「何故使いにくいのか」という原因が明確に特定できていない状態で他の製品に手を出しても、根本解決には至らないでしょう。一度手に入れたものをしっかり使ってみてから判断することで、結果無駄な買い物をせずに済みますし、自分に合ったものを選ぶ精度が段々上がっていき、失敗しなくなります。

道具よりまず自分を疑おう!


はい締めにドヤ顔リロード動画
きっしょ

ー完ー

  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 22:37Comments(1)■装備Esstac KYWI

2020年06月07日

Evolution Gear PVS31 レプリカ

FMA Maritime w/ Evolution Gear PVS31

高解像度の写真は各画像下のFlickrリンクから見られます。
当記事内写真をまとめたアルバム
https://www.flickr.com/photos/138922944@N07/albums/72157714605567043

Evolution Gear PVS31 Replica

Evolution Gear製のPVS31レプリカを手に入れました。
ミルフリークスさんで生産終了って書かれていたのを見て、これは在庫あるうちに買っておかねば…と急遽確保した次第です。
不要不急ではないので軍拡ではありません(?)

今までFMAのPVS15レプリカを使っていましたが、ずっとPVS31に更新したかったんです。
でもダミーNVGって撮影でちょっと使うくらいだし、PVS15でも事足りてるし…って感じで優先度は低く、購入を先延ばしにしてました。
生産終了の報がなければまだ買ってなかったでしょう。

エアソフトのオタクは「あるうちに買っとかないと…」の繰り返しで消費を止められない生き物らしいです。





発売されたのはもう3年くらい前でしょうか?既にレビューされ尽くしてると思います。
評判通りのいい出来です。

嬉しいポイントとして、本体重量が軽いので着けっぱなしでも頭が痛くなったりしません。
FMAのPVS15は比較的重たく、着けてヘルメットをずっと被っていると頭が痛くなってきて辛かったのです。カウンターウェイトも必須でした。
エボギア31なら着けっぱなしでも負担なくサバゲや撮影会できます。

また付属ケーブルのコネクター形状がL字であること、発光ギミックがついていることもエボギア製の強みです。


配線をまとめるためにベルクロを足しています。
(Flickr省略)

このように閉じた時に点灯し、開くと消えます。
電池ボックス内に入れてある磁石でスイッチが反応する仕組みみたいです。バラしたわけじゃないので詳しい構造はよくわからないです。
これに感動して突然奇声を上げる動画をTwitterに上げたらびっくりされた方がいたようです。心よりお詫び申し上げます。
ライトはゴーグル内部の上の方についているので、覗いても眩しくないです。よく考えられてますね。



バッテリーボックスにベルクロを貼り付けて、パッチが貼れるようにしました。
また、ヘルメットに接地する側のベルクロもかなり粘着力が弱かったので、別のものに貼り替えました。
それでもまだぐらついたので、仕上げにバンジーコードで脱落防止をしています。
ミリフォトでもよく見かけますね。


バンジーコードを引っ掛けている黒いパーツは、Smith Optics Boogie Regulator用のストラップキットです。


ノーブランド製のL4G24レプリカに付けていますが、固定は問題ありません。



ここまで来るとヘルメット本体もFMAマリタイムからTMCマリタイムに変えたくなってきますが、こちらはまだ耐え凌ぎたいと思います。

AWS US Flag Patch, Large

31を買うついでに、同じく以前から買おうと思っていたAWS製のラージUSフラッグパッチも買いました。
今まで使っていたレプリカと正直見た目はほぼ変わりませんが、自己満足です。

ATS Aegis V2 and FMA Maritime

予定外の買い物をしてしまいましたが、総じて満足しています。
代わりにちょっと使わない物売らないと…

読んでいただきありがとうございました(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 13:39Comments(9)■装備FMA マリタイムEvolution Gear PVS31

2020年05月15日

TYR Gunfighter インナーベルト

TYR Gunfighter用のインナーベルトを買いました。
TYR Gunfighter Base Belt, Inner Belt

前回の記事で紹介したように、今まではTYRガンファイターのインナーベルトとして、HSGIのインナーベルトを使っていました。
その理由は単に当時TYRのインナーベルトが売り切れていて、代用品がHSGIくらいしか無かったからです。
それでも今まで特段問題を感じず、2年近くサバゲやレンジで使ってきました。

しかし最近TYRのインナーベルトを入手した方から、HSGIより使用感が良くなったとの話が。
在庫も今なら復活しているということで、ロックダウンしていた財布を仕方なく強制開放して入手しました。


■HSGIとの比較

(左:HSGI 右:TYR)

今まで使っていたHSGIインナーとの違いは、硬さです。

(HSGIインナーベルト)

HSGIのインナーベルトはかなり柔らかく、このように丸められます。
おかげで荷物が嵩張らないメリットがあります。

対して、TYRのものは芯が通っていて硬いです。
以下写真をご参照ください。

(TYRインナーベルト)

(左:TYR 右:HSGI)

(HSGI)

(TYR)

(硬そうな方がTYRです)

硬さがわかりやすい動画はこちらです。
叩きつけたときの音が全然違います。

(左:TYR 右:HSGI)

ちなみに、TYRはHSGIと比べてオスベルクロの目が少し細かい気がします。
インナーベルト単体で装着している際に、オスベルクロが服と擦れて痛めてしまう問題を多少軽減してくれるかもしれません。

まあ、これで困る方はそもそもインナーがメスになっている別メーカー品を選ぶのが一番いいとは思いますが。
比較してて気づいた点だったので一応書きました。


■安定した装着感


硬いことに加え、ベルクロの粘着力もHSGIより強く、装着後のズレが起きにくくなりました。
粘着力については新品だからというのもあるかもしれませんけども。今後使っていって確かめるしかないですね。

マガジンの抜き差しやピストルドロウなんかもやってみましたが、より安定して行えますね。
まあ体感的なものですけども。

とにかく装着感はガッチリしたものになりました。
なるほど、さすが純正品。

ちなみにTYRガンファイター本体はかなり柔らかいです。丸められます。
柔らかい本体をガッチリハードなインナーで支えるイメージです。


Q. 硬いのって腰骨痛くならん?→ A. 腰パンしなさい。

ちなみに、硬くなったら腰痛くなりやすいんでは?と思うところですが、今のところはHSGIのと大差ない感じです。
HSGIのも別にパッドがついてるわけじゃないですし。
まあ長時間使ってみないと本当のところはわかりませんが。

あと、そもそも最近腰骨より下の位置でベルトを固定する方法に変えたので、腰骨が痛くなることがなくなりました。
いわゆる腰パンです。見た目ダサくなるんでは、と思われそうですが、傍から見てると正直そんなにわからんです。
上の画像でも実はそうしてるんですよ。

また、少しベルト位置が下がるので、ドロウやリロードの際に胴体装備との干渉を防げる副次効果もあります。

これは連日サバゲとタクトレしたときに腰骨痛すぎて泣いてたら、仲間が教えてくれた解決方法です。
それ以来腰パンしまくり、痛みから解放され素敵な日々を送っています。
マジでありがとうございました

腰パンとかふざけんなお前舐めてんのかって人はめっちゃパッド効いてるベルトを選んで買ってください
あるいはガンファイター買ったら付属してくるメッシュパッド使うといいかも


■純正同士は無難

HSGIのインナーベルトはHSGIのリガーベルト用に本来設計されたもので、当然ですがTYRガンファイター用ではありません。
HSGIインナーベルトが悪いのでは決してなく、僕が勝手に想定外の他社製品同士を組み合わせていたというだけです。

この手のベルトはメーカーが違っていてもベルクロのオスメスさえ合ってれば使えると思いますが、今回のように純正品と社外品で特徴に差がある場合は、一度気にしてみたほうがいいかもしれません。

以上、専用品に買い替えてみたらやっぱこっちのがしっくりきた、というだけの大したことない記事でした。
読んでいただきありがとうございました(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 22:09Comments(0)TYR Gunfighter Belt■装備

2020年02月18日

TYR Gunfighter Belt - ファーストライン

今日載せるのは僕が普段使っているベルトキットです。

2018年にも紹介したことがあり、その頃からほとんどの構成は変わっていませんが(前回紹介記事)、当時は複数記事に分けての紹介だったり、簡易的なものでした。
今回は若干の変更点や僕の個人的な考え方なども含めて、改めてベルトキット、もといファーストライン全体を紹介しようと思います。

前回のTOPM4記事と同様に、FlickrのURLを写真下に貼っております。
綺麗な画像が見たい方は是非URL先をご覧ください。

こちらは記事内写真をまとめたアルバムです。

では本題へまいります。

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■概観


TYR Tactical - Gunfighter Belt

2018年7月に中古品を入手して以来、ずっと使っているベルトです。
サイズはSmallで、色はマルチカムです。
なんとはなしにCQBを意識して構成したつもりです。

ホルスターや各種MOLLEアタッチメントを腰回りにまとめられ、インナーベルト併用によりズレることもなく、細身なためプレートキャリアとも併用しやすい。
非常に便利なデザインです。

最近ではこのようなコンパクトなMOLLE付きベルトが流行り、多くのメーカーが作っています。
TYRガンファイターはこの手のベルトの流行初期から存在しているようで(正確にこの手のベルトを初めて作ったのがどこかは把握していません)、RONINと並んで米軍特殊部隊での使用例をよく見かける製品だと思います。

バリカタのRONINに比べるとTYRは生地が柔らかく、ポーチの脱着が楽に行えます。
ホルスターも通しやすいです。

ただ、かなり使いやすい製品なのですが、長く着けていると腰が痛くなりやすいです。
これは僕が細身体型で、腰回りの肉が少ないことも関係しているかもしれません。
TYRに限らずこのタイプのベルトの欠点とも言え、それを考慮してか最近ではインナーベルトにパッドがあしらわれたものも登場しています。
Raptor TacticalODIN Belt Mark IIIや、Jäger craft designSchneider Beltなどがそれに当たります。

Raptor Tactical - ODIN Belt Mark III (取扱店URL)

Jäger craft design - Schneider Belt

当記事でTYRを紹介しといてあれですが、装着感やコスパ、入手性を考えると、僕からオススメしたいベルトは上記の2点ですね。
個人差、体格差にもよりますので、これらを付けたからと言って痛くならないとは言い切れませんが。
少なくともパッドがないものに比べれば楽なのは間違いないでしょう。

他にもいろんなメーカーがベルトを作っているので、最近はTYRやRONIN以外にも選択肢が多いです。
レプリカ品ならTMCからかなり安いのも出ています。
いろいろと探してみるのがオススメです。

少し長くなりました。
ここからは僕のTYRガンファイターの各部詳細に移ります。


■インナーベルト


HSGI - Inner Belt

TYR純正のインナーベルトが当時売り切れだったので、代わりにハイスピードギアのを買いました。
表がオスベルクロのものです。TYRガンファイター側はメスベルクロなので、合うやつがこれくらいしか見つかりませんでした。
メーカーによって本体とインナーのオスメスが違うことがあるので、社外品を組み合わせる時は要注意です。

このベルトも丸められるくらい柔らかいです。荷物が嵩張らないので地味に嬉しいポイント。


このインナーベルトをまずパンツのベルトループに通してから、上からガンファイターを巻きます。
ベルクロによって固定されるので、動き回ってもベルトがズレることはありません。

ホルスターもベルクロで挟み込むことになるので、装着中はズレません。
いつも決まった位置に決まったアイテムがある状態を維持でき、非常に楽ちんです。

欠点として、インナーベルト単体を着けている時にオスベルクロが表にむき出しになるので、服と引っかかりやすいです。
手が当たっても痛いですし。

また、オスベルクロと触れるせいでガンファイター本体のタグも擦り切れてしまいました。


このように、判読不能なレベルに。
現状手放すつもりもないですし、使用上問題ないので気にしていませんが、人によってはかなりショックを受ける状態かもしれません。
こういうことがあるので、ベルト本体側がオス、インナーベルトがメスの方がいいんじゃないかと僕は思います。

・追記: 2020-05-16
インナーベルトをTYR純正に変えました。
やはりこちらのほうがガンファイター用の設計なのでしっくりきました。
TYR Gunfighter インナーベルト


■ホルスター



Safariland - UBL Mid-Ride + QLS22 + Leg Strap
Safariland - 6354DO for Glock19/23 + QLS19

僕の中で定番のOWBホルスター用プラットフォームです。
サファリランドのミッドライドに、QLSメスとレッグストラップを付けたもの。

UBL(ユニバーサルベルトループ)ミッドライドでホルスターの位置を少し下げることで、プレートキャリアなどの装備と干渉することなく、スムーズに銃を抜くことができます。

また、レッグストラップで脚にしっかり固定されているので、ホルスターがバタつかず、ドロウも安定します。

このプラットフォームに、QLS対応の任意のホルスターを取り付けて使います。
僕は主にG19用6354DOを付けて、マルイのグロック19を入れています。
値段は張りますが、素早く抜き差しできる上に銃が脱落することもない、優秀なホルスターです。


■グローブ、サイリウム


Maxpedition - Keyper

ベルトに取り付けられるカラビナフックです。地味ですがかなり便利です。
僕はグローブとサイリウムを吊っています。



SKD Tactical - PIG FDT Delta (Gen1)

2018年3月に新品を買ってから使い続けているグローブです。Coyote BrownのSmallサイズです。
こちらはGen1ですが、現在は手のひらの部分が改良されたGen2が売られています。

これを買う以前にはPIG FDT Alphaを使っていましたが、指先やナックルガードの縫い目が破れたのでこちらに買い替えました。

Alphaからベルクロとナックルガードが省略されたシンプルな構造になり、破損する可能性のある箇所が少なくなっています。
PIGグローブ自体消耗が早いグローブですが、そういう点でこちらのDeltaの方がAlphaより長持ちすると思います。
値段もDeltaの方が安いので、個人的にはAlphaよりも推せるシューティンググローブです。

装着感や指先の感覚といった使用感はAlphaと特に変わらず快適です。むしろベルクロがないので脱着が楽です。
薄手でピッタリはめられ、銃の操作を妨げません。
また、付けたままスマートフォンが操作できます。サバゲの合間の休憩時間くらいはよく付けっぱなしで過ごしています。


本来PIGという文字状の滑り止めが各指についていましたが、かなり剥がれやすく、今はほとんど残っていません。
ですがAlphaには元からついていませんし、これで特に使いにくくなったりはしません。


特に摩耗している箇所です。
左手中指の指先は縫い目から破れたので、自分で縫って補修しています。
また、人差し指の方も穴が空いています。

買ってからもうすぐで2年経ちますし、買い替え時が近そうです。
快適で気に入っているので、またこれを買うと思います。

ちなみにですが、洗濯機に入れるのは厳禁です。メカニクスなんかは割と耐えられちゃいますが(こちらも好ましくはない)、そのノリでやったらすぐ破れます。
洗うとしても手洗いのみです。これは徹底しておかないとPIGは本当にすぐ壊れますので注意。


左3本: FMA製レプリカ 右2本: Cyalume製実物

FMA IRサイリウム 4インチショート レプリカ

とりあえずぶら下げとくとカッコいいアイテムランキング(当社調べ)で上位に食い込む、IRサイリウムです。
とりあえずぶら下げています。

本数が必要なのでケチってFMAのレプリカですが、実物と見分けついちゃうのでできれば実物をオススメします。

左2本: 実物 右3本: レプリカ

実物の方が汚いんですよね。レプリカは綺麗すぎます。色味も違いますね。


■応急キット、フラッシュバン


Blue Force Gear - Micro Trauma Kit NOW!
Blue Force Gear - The Hammock

装備に最低限応急処置が出来る医療品が付いていると一気にそれっぽさが増すと思います。
ベルトキットもその例に漏れず、IFAK(個人用応急処置キット)と止血帯は必須項目だと感じます。
シューティングレンジで的を撃つだけでも、実弾を使っている場合(想定)なら必須なのは変わらないと考えます。

限られたベルトのスペース内で出来るだけコンパクトに抑えたいので、IFAKポーチはBFGのマイクロトラウマキットNOW!を選択。
何も入れないと薄すぎるので、中にレーションの余りなど適当なものを詰めてパンパンに膨らませています。
本当の医療品は入っておりません。演出です。

止血帯は、以前は別に単体でトラウマキットNOW!の右隣に付けていましたが、BFGからハンモックが発売されたのでそちらに変えました。
マイクロトラウマキットNOW!やPALSウェビングなどに連結できる、エラスティック生地の止血帯ホルダーです。

過去のセットアップ。止血帯ホルダー(NARP製)を別で付けていたので、MOLLEスペースを多く使っていました。
(Flickr省略)

僕のように細身なゆえに短いベルトを使っていると特に、省スペース化が図れるこのホルダーは大変ありがたいです。
そうしないとすぐMOLLE埋まっちゃいますからね。


ハンモックのおかげでトラウマキットとフラッシュバンポーチの間が空いたので、何か足せますね。
まあ空いてるからと言って埋めなきゃいけないってわけでもないので、とりあえず現状維持です。
なんか良いのが思いついたら付けるかも。

TYR Tactical - Assaulters Flashbang Pouch

自分で取り出せるフラッシュバンを1つ持っています。CQBを意識してるので付けています。
中身は安っぽいダミーのBBボトルです。本当はもっと出来のいいMk13レプリカ入れたいんですけどね。

展開図。トラウマキットの中身は適当です。CAT止血帯は実物


■ダンプポーチ


ATS Tactical - Roll-Up Dump Pouch

こちらも出来るだけ省スペースに、を意識して選んだダンプポーチです。
普段は畳んでおき、使う時に展開します。サバゲだと大体使っているので展開しっぱなしですが。

口にワイヤーなどは入っておらずペシャンコになるので、モノの出し入れにはちょっと慣れがいります。
コンパクトさ重視のデザインです。

空のマガジンを初めとして、例えばカート式のガンで遊んでいる場合、カートの回収で無くてはならないアイテムです(笑)
TOPM4をよく使う僕には外すことが出来ないアイテムとなっています。


M4のマガジンならざっくり5本程度入ります。口を絞ることも出来ます。


■マガジンポーチ

左: ATS Double Pistol Mag Pouch 右: HSGI TACO

HSGI - TACO

スピードリロード用のライフルマグポーチとして、左腰あたりの位置に取り付けています。
TACOマグを使っている理由としては、マガジンを保持する高さがちょうど良く、プレートキャリアを着ていてもスムーズに抜き差しできるからです。
バンジーコードが効いて外側にも伸びるので、多少窮屈な状態でも抜けます。
あとは値段が安く、手に入りやすかったためです。

(Flickr省略)

そういう経緯でTACOマグを使っていますが、もし人に勧めるなら、まずEsstacKYWI Shortyをオススメします。
TACOは少しマガジンを戻しにくいのですが、KYWIならカイデックスのインサートが入っているため、戻すのも楽です。

5.56 Single KYWI Shorty - esstac

またShortyだとマガジンの露出範囲が広く、掴みやすいです。
プレートキャリアとの干渉という問題がなければ、ベルト用のライフルマグポーチはこのEsstac KYWI Shortyが一番無難なのではないかと思っています。
カイデックスのテンションはドライヤーで熱してから曲げることで調整できます。

Esstacポーチの欠点は、付属の取り付け用パーツがペラペラで、しっかりMOLLEに固定できないことです。
強固に固定するためには、マリスクリップの類を別で用意して使う必要があります。

マリスクリップは外すのがしんどすぎるので、僕のオススメはHSGIHSGクリップです。


現行のTACOマグに付属するもので、取り付けは素手で出来ます。外すのもペンチがあればすぐです。
レプマートなどで売ってます。




ATS Tactical - Double Pistol Mag Pouch
Esstac - Pistol Kywi insert

ベルトのピストルマガジンポーチですが、僕は身体の左前面に2本付けます。自然と抜きやすい位置です。

ATS製の標準的なピストルマグポーチに、Esstacのカイデックスインサートを入れてスムーズに抜き差し出来るようにしています。
ATSのマグポーチはフラップが着脱可能で、以前は後ろ側の片方のみフラップを閉じる、というスタイルをやっていました。
しかしサバゲや的撃ちで遊んでいるうちに両方とも開けておく機会が多くなり、今では両方ともフラップを外しています。
カイデックスインサートが入っているので、オープン状態でも滅多に脱落することはありません。

ATS製のマグポーチを使っている理由ですが、特別な理由はありません。
ATS製品を輸入する際に、安いしついでに買った、くらいのものです。

というのも、中にEsstacのインサートさえ入れてしまえば、ガワが何であろうと同じ使い心地になるから関係ないのです。
外のポーチがコンドルでもゴーストギアでもAmazonベストにくっついてるやつでも、関係なく使いやすくなると思います。
Esstacインサートが優秀なのです。

というわけですので、僕が人にオススメするピストルマグポーチはEsstacDouble Pistol GAP KWYIです。
始めからナイロンポーチにカイデックスインサートが入っているものです。
Double Pistol GAP KWYI Pouch - esstac

GAPというのは隙間のことで、並んでいるマグ同士の間に少しスペースがあります。
マグを引き抜くときにもう片方のマグにも手が当たってしまう、というのを防げますので、GAPの方をオススメします。
MOLLEへの取り付けはこちらもHSGクリップ等を使用するのを推奨します。

あるいは既にナイロンマグポーチをお持ちなら、僕のようにインサートだけを買うと安上がりです。


■リテンション(セーフティ)ランヤード



AWS - Retention Lanyard

ヘリから落ちないようにしたり人を引きずったりもできるっぽい安全紐です。
状況的に付いてるほうが良さそうな時には付けます。正直なところ詳しいことはあまり存じ上げておりません。カッコいい小物。
DリングカラビナはOmega USA製のものを付けています。


■終わりに


以上が僕のファーストラインになります。
自分の中でしっくり来ているので、当分はこのセットアップのままだと思います。
変えるかも、と過去に言ってたマグポーチ類も結局使い続けてますし。

現状使ってて特に大きな支障がないので、変える優先順位が低いんです。お金かかりますやん。
自分が今使っているものと人に勧めるものとで差があるのは、単純にそういうことです。


■必要なモノだけを付けたい

ベルトに限らず、鉄砲や装備全般を組む時に考えているのが、なるべく「必要最低限」しかモノを付けないことです。
僕の中でのファーストラインの必要最低限は、ピストルマグ2本、ライフルマグ1本、IFAK、止血帯、ホルスターです。
自分が見てきたベルトの使用例から、通ずるポイントがこれかな、という感覚的なものですが…
もちろんこれが正解だとは思っていません。ですが、何か自分なりに軸があると装備はまとまりやすいです。僕の軸はこれです。

例えばダンプポーチは個人的に便利なので足していますが、付けなくても困らない人は無くていいと思います。

ベルトでもプレキャリでも、MOLLEが空いているからとにかく何か付けて埋めよう!というのは、僕は最近ではやらなくなりました。
不要なものは出来るだけ削いだほうが身軽で楽ですし、結果洗練された雰囲気を出せる、と信じています。
何も付いていない裸の状態をベースにして、必要なものだけを足していくと出来上がるイメージです。


・設定は欲しい

ただ、エアソフト的な観点で見ると防弾装備や医療品も不要ってなっちゃうので、前提として何を想定した装備なのかは決めておかなくてはなりません。
サバゲでの遊びやすさのみを軸にすると、ジャージ、フルフェイスマスク、多弾マガジン装備で銃身の短いハイサイクル電動ガンが最適解になり得ます。
これが良い悪いという話ではなく、何を想定するかで必要最低限は異なってくるということです。

こんなこと言ってますが、あくまで理想としてこうありたいという話で、僕も全然完璧じゃありません。
サイリウムは正直正確な運用方法を知らずに雰囲気で付けています。
医療品だって知識がないので、使用例見つつガワのポーチを選んでるだけで、どういうアイテムを入れるのか知りません。


・使用例を見る理由

このように知識がなくても、何を選べばいいかを判断する基にできるのが使用例です。

僕は特定の装備再現をしているわけではないですが、装備を組む時には軍民問わず使用例をよく見るようにしています。
どうしてそれが付いているのか、何を選べばいいのか、そういった価値観を推測することができます。
そして、意味を知らず丸コピーではなく、自分なりに解釈した上で取り入れるのが理想だと思います。その解釈が間違っていることは僕もままありますが(笑)


■正解は人によります

各項でも少し書いたように、ベルトにしてもポーチにしても、多種多様な選択肢があります。
僕もいくつかこれがオススメ、とは書きましたが、あくまで僕の個人的なものです。
絶対的な正解というのは無く、自身に適したものを見つけることが肝要だと思います。
使用目的のほか、価格や入手性も関わってくると思いますしね。

ちなみに当記事内で紹介した製品は、ほとんど全て国内で手に入れました。
TYRガンファイターとフラッシュバンポーチは個人から中古を譲り受け、ATSマグポーチは輸入しましたが、これらも全て国内に取扱店があります。
こういった製品が簡単に手に入る日本は恵まれていると思います。

利用した国内ショップのURLを貼っておきます。ご参考になれば幸いです。

AdvancedAssaultGear

WILLY-PEET

REALMENT

WARRIORS



最後まで見ていただきありがとうございました!
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 15:07Comments(2)TYR Gunfighter Belt■装備

2020年02月16日

CQBR BLOCK2/Mk18 mod.1 (TOPM4 EBB ライブカート)

お久しぶりです。やまもよです。
今年も不定期に雑な投稿をしてまいります。

2020年初投稿はとりあえず安直にM4を載せます。よろしくお願いします。

今回から、記事内で使用している写真の高解像度版をFlickrで見られるようにしました。
ミリブロ上よりも綺麗な画像が見たい方は写真下のリンク先に飛んでください。

当記事の写真全てが入ったアルバム

Flickrに載っているのは自分が撮影したものに限ります。
その他の転載画像は元URLを貼ってます。

では本題に行きましょう!

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M4A1 CQBR BLOCK2/Mk18 mod.1
(ベースガン: TOP M4A1 EBB ライブカート)

こちら長らく愛用しているTOPM4です。

年中安定作動、リアルな操作、カートが飛んで映える、ということで、動画を撮る機会が来るたびに引っ張り出しては、そのときの状況次第で外装パーツを組み替えて使っています。

そのため、僕のTOPM4には決まったセットアップがありません。
今はこの形ですが、そのうちまた予定とか都合に応じて構成が変わるでしょう。

そうやっていろいろ組み替えてきた中でも、今回の構成はかなりイケてると思うので、変わらないうちに紹介しておこうと思った次第です。


基本コンセプトは米軍特殊部隊のM4をクローンビルドしたやつ、です。
ですが、SOPMODアクセサリーで忠実再現というわけではなく、スリング、光学機器類、グリップは好みで使いやすいものをチョイスしています。そのへんは個人裁量の私物枠って感じです。

んーと、もっと語り散らかしてみたかったんですけど、正直僕の趣味に従って好きに組んだら勝手にこうなったので大して設定は考えていません。カッコよくて使いやすい僕が考えた最強のCQBR/Mk18です。
こいつをインスタグラムにアップロードすれば瞬く間に100いいねを記録します。

では各部詳細へレッツゴー☆~(ゝ。∂)


■スリング


Ferro Concepts Slingster - M81 Woodland

まず目に入るのがウッドランド柄の限定版スリングスター。最高にカッコいいです!
2019年6月に販売解禁後、Ferro Conceptsの公式サイト上では僅か14分で完売した色です。


Ferro Concepts(@ferroconcepts) • Instagram写真と動画
"S O L D O U T
Only took 14 minutes. Thank you all so much for the support!!!!"

販売解禁日時まで指定されている徹底ぶりでした。

なのに日本だとまだ在庫残ってます。何で?(*^。^*)
当時慌てて買ったんですけどね僕
まあカッコいいから問題ありません。

スリングスターはクセがなく、かなり扱いやすい2ポイントスリングです。
細身、軽量、生地の滑りもよし。パッドもついてます。

伸縮スライダーの操作がかなり楽で、初めて触っても慣れるのに時間はかかりません。
日本でも入手しやすく、価格もリーズナブル。

スリングの取り付けはそのままストックに巻く方法のほか、QDスイベルやHKフックも使えます。
スリングに迷ったらとりあえずFerroにしとけば間違いないと思ってます。

僕はHKフックで前後とも付けてます。
脱着が楽で銃の取り回しにも支障がないですが、欠点として音がカチャカチャ鳴ります。
音を消したいときは別の取り付け方法にするか、フィールドアップグレードのデッドサイレンスを使用してください。

ITW Nexus CLASH Hook


TOPM4標準装備のCQDタイプスイベルに取り付けています。SOPMODカービンでお馴染みのスイベルです。
僕はスリング後端はいつもエンドプレートに付けています。銃が取り回しやすいのが利点です。

Ferro Concepts製品は日本だとAdvanced Assault Gearで取り扱いがあります。
2020-02-16現在、まだウッドランドの在庫があるようです。


■ストック


ノーブランド マグプルCTRストック レプリカ

そのへんで売ってるレプです。1000円とかで買えるやつです。PTS刻印ではありません。
元は黒色です。

ちなみにクレーンストックもあります。気分で組み替えて遊べます。



メーカー不明 LMTクレーンストック レプリカ

最近はそのへんでは売られなくなってきた刻印がしっかり入っているレプリカです。
人から譲り受けたものなのでメーカーとかわかりません。


SOPMODらしさが一気にマシますよね。似合わないわけがない組み合わせ。
正直デカくて邪魔なので使い心地は全く好きじゃないんですが、ミリタリーM4に組まれたときの見た目は好きです。

ちなみにこのクレーンストックレプリカ、元の色がコヨーテブラウン?です。



ラバーパッドやストック内部を見ると元の色が伺い知れます。
あまり好きな色味じゃないので塗装でごまかしているというわけでございます。
本当は黒色のが欲しいです。ちゃんと刻印入ってるやつが。
欲しいなぁ~~欲しいなぁ~~~(稲川淳二)


■レシーバー


レシーバー右側です。ノーブランドのマグプルタイプトリガーガードを取り付ける時に例の場所を割ってしまい、接着剤で強引に補修したのでこのトリガーガードは二度と外れません。さようなら。

TOP純正のレシーバーを塗っただけなのでロアは無刻印です。セレクター刻印も白文字プリントなので、塗装で見えなくなってます。
強化リブつき形状なのが地味に嬉しいポイント。

アッパーは以前にインディのコヨーテタンを塗ってたのですが、それを塗り直すつもりでラッカー薄め液で剥がしたらこうなりました。
いい感じに汚くなったのでそのままにしています。


レシーバー左側面ですが、本当はFlickrのURLを貼りたくありませんでした。

後部フレームロックピンの固定ネジを紛失してるのと、ボルトキャッチレバーの下半分が折れているからです。
じっくり見ないようにお願い申し上げます。

ボルトキャッチは手動でホールドオープンさせる操作がやりにくくなるかと思いきや、ぶっちゃけこれでも支障がありません。
見た目ブサイクだけど正常に動きます遊べます。

ついでにいうとこのTOPM4フルオートが出来ません。壊れてます。単発で止まったり、数発バーストして止まったりします。
明らかに修理出さないといけない症状ですが、セミオート運用は全く正常なのでちょっと先延ばしにしています。
最近銃口を下に向けながらだと問題なくフルオート作動することを発見しました。電動ガンいじれないので理由は分かりません。


■オプティクス、BUIS


VFC KAC 300m Micro Rear Sight

Mk18によく載ってるやつです。コンパクトで邪魔にならないのでいつもこれです。好きです。
あれ?フロントサイトは?まあ落ち着いてくださいよ



Evolution Gear SU231A/PEQ (EXPS3)

エボギアによる官給仕様EOTech EXPS3の初レプリカです。
本体形状、色味共に非常に再現度が高く、もうレプとしては言うことがないレベルです。

実用面では、水に弱かったり、ガスブローバックのリコイルで消えたりと所詮レプリカな感じです。
見た目だけを目的に買わないとがっかりするかもしれません。
まあそうはいってもパチホロの中ではマシな部類なのは間違いないです。パチホロ自体がそういうものです。
僕のものは今のところゼロイン調整がしっかり効きます。日中で使用できる輝度もあります。

ちなみに刻印に関して、SU231Aを忠実に模しているのは間違いありませんが、このエボギアの刻印は少し古い仕様みたいです。
現行のはNAVSEAロゴが追加されてたりと少し違うっぽいですね。

ダニエルディフェンスRIS2とSU231Aを組み合わせるとクローンビルダーになるバグが報告されています。


●ライブカートの魅力


レシーバー部分の紹介ついでに、ライブカートアピールをしておきます。
プラスチック製のカートを30発装填できます。20連マグもあります。

(左から)スチール製20連x1、スチール製30連x2、アルミ製30連x3

ホールドオープン状態でマガジンを挿入したところです。

プレスチェックが出来ます!

マジでヤバいです再販希望今すぐに


■ハンドガード


VFC Daniel Defense Licensed Mk18 RISII

VFC製電動ガンのMk18 mod.1についていたハンドガードをこちらに移植しています。
めっちゃ色味いいです。DDライセンス品ですので堂々とできるやつでもあります。
先日医者にNSN 1005-01-548-1385と診断されました。

VFC Mk18 mod.1 AEG

元々こちらに付いていたRIS2をTOPに付けています。TOPかVFCかってだけで銃の構成はほぼ同じです。
VFC Mk18の記事も書こうと思えば書けますが、付いてるモノが今回と被るんですよね…



FMA CQDスイベルレプリカ

SOPMODカービン定番のスイベルですね。HKフックと相性がいいです。

かなり緩かったのでレイルに取り付ける前に万力で押し潰してキツくしました(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡



BCM KAG

かなり気に入っているグリップです。
いつも決まった位置で、しっかりハンドガードを握り込むことができます。
ハンドガードのシルエットもスマートに抑えてくれるスグレモノ。レプマートで購入しました。


■レーザー・ライト


FMA AN/PEQ15 アップグレードVer.

自作のATPIAL-Cステッカーを貼って民間っぽい主張をしています。
でも官給EXPSとか載っちゃってたらここもフルパワーでよくね?持ってそうじゃん。どうなんでしょう。
最近は迷ってたりします。何を貼ったところでFMAのレプなのは変わらないですけどね

ちなみに某オクで万近い値段ついてることありますけど、FMA PEQ15およびLA5シリーズにそこまでの価値は絶対ないと思います。(FMA LABは除く)
結構チープですもんこれ…
エボギアPEQ15作ってくれるんかなあ


ノーブランド Surefire M300V レプリカ

ヘッドとテール部はタンカラーボディの別のレプが調子良かったので、それを付けてから色合わせるために黒吹きました。
というのを去年の記事でも書いた記憶があります。
CQBRのレングスには最適なサイズのライトだと思います。



Night Evolution リモートデュアルスイッチ(Surefireタイプ)

前回の記事で書いたものです。

(前回記事写真なのでFlickr省略)

前回、このようにレイルの間の斜めの部分に付けていましたが、やっぱりレイル上面に配置するのと比べると押しづらさがあったので、PEQの位置を前に詰めて、レイル上面にスイッチを移動させました。


このほうが自然とCクランプグリップで握り込んでスイッチを操作できて快適です。力が入れやすい。

その代わり、フロントのKAC BUISを外さざるを得ないのはデメリットです。短いハンドガードはアクセサリーの配置困りますよね。


また、上面に配置すると左右対称になるので、ライフルを左右持ち替えたときも楽にリモートスイッチにアクセス出来ます。
ライトをオフセットマウントすればもっと握りやすくなるでしょうね。


PEQを前に詰めているので、BUISを付けるスペースがありません。でもBUISが欲しい。
その解決策としてPEQ用LEAFサイトが欲しいですね。

レプリカの存在は知っていますが、無くても正直困りはしないので後回しにしています。
でもやっぱりある方がカッコつきますよね。

一応既にLEAFが付くスペース分は想定して空けてあります。


■マズルデバイス


DYTAC/OMG SF4P

かっこいい。スチール製です。
先が割れているので音がよく響き、ガスブローバックガンに付けると撃つたびキーンと音が響きます。



DYTAC/OMG Surefire SOCOM-556RC

購入申請に数ヶ月を要しました。嘘です。
現行SOPMOD M4用に定番の間違いないチョイスです。使用例No.1ではないでしょうか。
このレプリカはBB弾が内部で当たることは無くしっかり出ます。



■塗装

アサヒペン クリエイティブカラースプレー
(マットブラック、スチールグレー、メキシカンサンド、コーヒーブラウン、サンド)

ロアレシーバー、ストック、マガジンの塗装にはアサヒペンのクリエイティブカラーを使いました。
ラストオリウムやクライロンが定番ですが、こちらは近所のホームセンターで安く手軽に買えたので選んでいます。

トイガン専用品ではないですが、今回のようにミリタリー感のある剥げてもおかまいなしな雑なスタイルの塗装には使いやすいと思います。
むしろ剥げてほしいので下地処理などはしていません。アメリカ人になった気分で雑にやりました。

カモフラージュパターンは洗濯ネットを使っています。ダイソーの目が粗めのやつです。

左: 20連マグ マットブラックのみ
真ん中: スチールマグ2本 マットブラック+スチールグレー
右: メキシカンサンド、コーヒーブラウン、サンド 洗濯ネット使用 (ロア、ストックも同様)


塗装中

塗装後


●参考動画

How to paint your AR-15
- Garand Thumb

How to Paint your Rifle
- Garand Thumb

My method to painting - Painting a SAW
- Black_Rifle


今後使用に伴って塗装がいい感じに剥げてくれるのを楽しみにしています。
自分で剥がすのは僕下手くそでセンスないので自然に任せることにしました。




今回の記事は以上です。
次回は構成が少し変わったTYR Gunfighterベルトを改めて載せる予定です。

最後までご覧いただきありがとうございました!
  


2019年09月12日

ATPIAL(PEQ15)で選べるモード

うわまたPEQの話かよ~~って感じですが、そういえばあまり触れたことがなかったので書いておこうと思いました。

ATPIALのモード選択についてです。

どんな機能があるんですか?あの青いネジはなんですか?LA-5だと違うんですか?

ということをさっくり書きます。

ATPIALの種類を見分けたいだけならあまり必要ないし、多くを書くとゴチャゴチャして分かりにくくなると思って今まで書いていませんでした。
しかもレプだとこのへんはアレンジされて機能違う場合がほとんどなので余計に。
でもやっぱり理解しておいた方が役立つかもしれません。たぶん。

画像は全部実物のものを転載しています。(転載元は写真下にURL明記)
記事をわかりやすくするために、なんとかmwみたいな数字類はあえてあまり書かないことにします。
気になる方は写真下のソースURL(TNVC)へ見に行っていただけると全て分かります。

1. AN/PEQ15

L3- Insight ATPIAL (AN-PEQ-15) – Tactical Night Vision Company

OFFのポジションを基準として、レバーを上に回すとIRモード、下に回すと可視光モードです。
レバー左のIR/VISという刻印を見てもわかると思います。

Pdf Download - EOTech ATPIAL (AN-PEQ-15) - ADVANCED TARGET POINTER ILLUMINATOR AIMING LIGHT User Manual (70 pages)

AN/PEQ15のマニュアルより。
モードはこのようになっています。

VIS AL (Aim Low) 可視光レーザー
O 電源オフ
P プログラムモード イルミネーターの設定をいじくれます
AL (Aim Low) IRレーザー
DL (Dual Low) IRレーザー・IRイルミネーター

ここからはHighモード。より出力が強くなります。
セーフティスクリュー(青いネジ)を外さないとこちらには回せません。

AH (Aim High) IRレーザー
IH (Illuminator High) IRイルミネーター
DH (Dual High) IRレーザー・IRイルミネーター

外したセーフティスクリューは本体右側面に収納できます。


で、ひとつここで前回の記事の訂正があります。
前回ATPIAL-Cの項目で「LA-5すらLowだとClass1」と言いました。それは合ってるんです。
ですが、AN/PEQ15の場合はLowでもClass3でした。
上記説明書だとClass3R、TNVCだとClass3aとなっています。製造時期によって出力の変化があったのだと思います。

Lowモード時にはAN/PEQ15のがLA-5よりクラスが上みたいですね。


LA-5B

ぶっちゃけ数字の話よくわかんないんですけどなんかそういうことみたいです。すみません。

ちなみに例のLA-5モドキ形状の古いAN/PEQ15もモードは同じです。


だからセーフティスクリューもひとつしかありません。
セーフティスクリューを外したときの収納位置がLA-5同様に上面になっています。

2. ATPIAL-C

L3- Insight ATPIAL-C Class1-3R IR Laser – Tactical Night Vision Company

見た目はAN/PEQ15と変わりません。

しかし、Highモードがありません。
セーフティスクリューを外せばHighモードのところまでレバーは回せるのですが、出力は変わらないままに、該当するモードが使えます。
つまりこういうことです。

VIS AL 可視光レーザー(4.6mw)
O 電源オフ
P プログラムモード
AL IRレーザー (0.7mw)
DL IRレーザー・IRイルミネーター (0.7mw, 3mw)
AH IRレーザー (0.7mw)
IH IRイルミネーター (3mw)
DH IRレーザー・IRイルミネーター (0.7mw, 3mw)

セーフティスクリューの奥まで回す意味はあるのか?
それはIHモード(イルミネーター単体)が必要な場合でしょうか。
あとはLow記載のモードと何も変わりませんので。

本来セーフティスクリューは高出力モードへ回らないように規制しておくものですが、ATPIAL-Cの場合はその意味はないものになっています。

こちらの掲示板でTNVCが回答していたのがソースです。
Introducing- ATPIAL-C (AN-PEQ-15) Civilian Legal Laser System - Page 4 - AR15.COM

2. LA-5シリーズ

L3- Insight High-Power ATPIAL (LA-5B-PEQ) – Tactical Night Vision Company

可視光にもAH(可視光レーザーHigh)が増えました。
なのでVIS側にもAHのポジションにセーフティスクリューが増えました。


LA-5にセーフティスクリューが2つついているのは下側にもHighモードが出来たからです。
収納位置が本体上面、左下になっています。

VIS AL 可視光レーザーLow
VIS AH 可視光レーザーHigh

IRモードはPEQ15と変わらないので割愛します。
UHPでも同様です。


■ちなみにFMAのレプリカは…


VIS AL 可視光イルミネーター(押している間のみ、モメンタリのみ)
O 可視光イルミネーター(切替式、オルタネイト)
P 可視光レーザー
DL 可視光イルミネーター・可視光レーザー
AH IRレーザー

全然違うやんけ

これ以外のポジションにはレバーが回りません。無理に回すと多分バキってなって壊れます。
FMAのAN/PEQ15、LA-5B、LA-5Cのレプリカは全てこうなってます。(FMA LABの2万円するLA-5Cは除く)
LA-5の場合見た目だけモード数が増えますが(VIS AH)、その場所にはレバーが回せません。

OFFモードがないって普通に危ないのでやめてほしいです。
困ります。キャップしとくくらいしかないです。

エレメントやVFCのレプリカは確かOの位置だとちゃんとオフになったと思います。
とりあえず保管時や使用しないときにはOFFポジションにレバーを置いておくとそれっぽいのかもしれません。


以上です。
読んでいただきありがとうございました!
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 22:07Comments(0)■まとめ、海外記事等ATPIAL(PEQ15)

2019年09月09日

Night Evolution リモートデュアルスイッチレプリカ(Surefireタイプ)

フラッシュライトを使って遊ぶ予定ができたので、それに備えてNight Evolution製のデュアルスイッチレプリカを買いました。

Night Evolution Remote Dual Switch (2 Plug)

2つのボタンが一体化したデザインで、フラッシュライトとATPIAL(PEQ15)をそれぞれ操作できます。

ライト用プラグの方は実物、レプリカ共にSurefire系のライトにつきます。僕は実持ってないので作動確認できてるのはレプのみですが。
レーザー用プラグの方はFMA、エレメント、VFCなど大体のPEQ15系レプリカに使えます。

プラグの規格が違うので、実物のレーザーデバイスには使えません。
言い換えると、レプPEQ載せてると必然的にスイッチもレプになります。

FMAといっても、FMA LABのLA-5C(2万くらいするやつ)だけは実物規格になってるので使えません。

さらに、G&P、Evolution Gear、SOTACのDBALレプリカにも使えません。これまた別の規格のプラグになってます。
DBALレプリカ用のリモートスイッチは付属品以外なかったと思います。実物ならATPIALもDBALも規格同じなんですがね…
レプリカ製品の規格統一してほしい。
左: FMA PEQ15、右: G&P DBAL-A2
今回のスイッチは左の規格のものにのみ使えます。

このNEのデュアルスイッチはSurefireのSR-D-ITというスイッチの形状を模したレプリカです。

SureFire SR-D-IT Remote Dual Switch for Weaponlight + ATPIAL

で、これ本来はレイルカバーよろしく20mmレイルにはめ込んで使うのですが、僕は今回テープスイッチのようにクアッドレイルの間の、斜めの位置に取り付けたいと思います。

T.REX ARMSで紹介されてた付け方を参考にしました。
Surefire SR-D-IT Insight-Scout Dual Pressure Pad – T.REX ARMS


パッドの横側を切断してクアッドレイルの間に収めています。

この他に、パッドの前側だけ切って、よりPEQに近い位置にマウントする方法も紹介されています。
レイル上に載せたい場合はこちらも良さそうですが、今回は前者の方法でいきます。


では早速端っこをちょん切ってスリムにします。
普通のハサミで簡単に切れます。
間違って中のスイッチごとぶった切って破壊しないようにだけ気をつけましょう。

ついでにNEロゴをダクトテープで隠してみました。
NE製品、ラインナップは非常にありがたいんですが、いかんせんNEロゴが目立つところにあるのが惜しいです。

銃への貼り付けはゴム用の両面テープを使います。


普通の両面テープだと全然くっついてくれなかったりして困るんですが、これなら大丈夫です。

そして取り付け。

キレイに付きました。付けてみると切った跡も目立たなくなりますね。
ノーブランドのM300Vレプリカと、FMAのAN/PEQ15に接続しました。


短いハンドガードだと特にデュアルリモートは嵩張るので配置に困りますが、この方法なら自然に押しやすい位置にスイッチを配置できて、かつ見た目もスッキリします。
非常にいい方法だと思います。結構押しやすいですよ。

2つあるボタンですが、前がPEQ用です。
FMA PEQ15の場合は基本押してる間だけ点灯し(Momentary、モーメンタリ)、ダブルタップすると常時点灯(Alternate、オルタネイト)も可能です。要するにPEQ本体スイッチと同じ作動をします。

後ろはライト用です。こっちはモーメンタリオンリーです。



配線はこのように取り回しています。特にひねったりせず自然な感じで。
タイラップやテープでまとめてもいいですね。
僕はこのままでも特に邪魔だと感じませんでしたので、個人の好き好きかなと思います。

個人的にはあんまこねくり回すと断線しそうで怖いです。破壊癖がありますので

ライトはM300Vレプリカをニコイチしています。
元々黒い方を付けてたのですが、こいつがハズレ個体なのか、リモートスイッチを繋げてもロクに点灯してくれなかったので…
他の銃に付けていた茶色いほう(S&S IFM CAMマウントタイプ)のテールとヘッドを移植したら、無事点灯するようになりました。

おかげでツートンカラーになってしまったので、塗装して色を統一するかどうか迷っています。
せっかくなら使える状態で付けておきたいですし。


PEQ15の本体スイッチが押しやすかったので、今まではライトのみに付属のテープリモートスイッチを付けて運用してたんですが、そいつらがことごとく断線しまくったんですよね…
今回NEのリモートスイッチを購入したのはそれが理由です。
レプリカテープスイッチ君。デザインはスッキリしてて好きですが、千切れやすい印象。
これ2本とも断線してます。

NEのもレプですが、まあ上のテープスイッチタイプのレプよりはしっかりしてると思います。
これ以上のスイッチが欲しかったら実物しかないですね。


ちなみに銃はこのブログにはまだ載せたことがない、VFC製の電動ガンです。
また別の記事で紹介するかもしれません。気が向いたら。

以上です。
読んでいただきありがとうございました!(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 19:09Comments(0)■アクセサリーNE リモートデュアルスイッチ

2018年11月17日

■装備更新: ベルトキット (TYR Gunfighter Belt)

やまもよです。
今日はベルトキットの更新報告です。


TYR Gunfighter Belt (Small)

これが現状のセットアップです。
以前紹介したとき (■装備更新: ブルーフォースギアとか…) から物が増えたり入れ替わったりしてます。

以下構成です。左から順です。

AWS セーフティランヤード w/ Omega Pacific D型ロック付きカラビナ
ATS Double Pistol Mag Pouch
HSGI TACO
ATS Roll-Up Dump Pouch
Blue Force Gear Micro Trauma Kit NOW!
North American Rescue C-A-T Holder
TYR Assaulters Flashbang Pouch

Safariland UBL Mid-Ride + QLS22
Leg Strap
6379 ALS + QLS19

Maxpedition Keyper


では変わったところを紹介していきます。



AWS セーフティランヤード + Omega Pacific カラビナ

飾りです。これを実用することはきっと一生ないでしょう
とある貸切に参加したときのフリマで入手しました。安かったので助かりました。



ATS Double Pistol Mag Pouch

前回Aegisと一緒に注文したマグポーチです。オーソドックスなフラップ式。
価格の安さと汎用性がウリです。


中にEsstacのカイデックスインサートを入れています。
格段に抜き差ししやすくなるし、マグの脱落も防げます。

フラップはベルクロでくっついていて、長さ調節や取り外しが可能。
スピードリロード用に前側はフラップ取り外し、後ろは閉じて確実に保持する …っていう設定で現状やってます。

マガジン以外にフラッシュライトなんかも入れられます。
また今はベルトに使ってますが、プレキャリやチェストリグにも合わせやすいデザインです。
使い回しが効いて嬉しいポーチです。




TYR Assaulters Flashbang Pouch

TYRのフラッシュバンポーチは2種類ありますが、そのうちスピード重視の方です。
CAT止血帯も入ります。


黄色いのはTYR特有のPVマテリアル。ナイロンより頑丈な素材だそうです。
700円のBBボトルを入れています




Maxpedition Keyper

ベルクロ留めのカラビナフック。ベルトやPALSウェビングに留められます。
サイリウムやグローブを吊るのに丁度いいです。小さいけど便利です。
ちなみにグローブはPIG FDT DeltaのSmallサイズです。



以上が更新内容です。思い描いていたベルトキットがついに完成しました!
今後変える箇所はあるかもしれませんが、大体付けるモノの種類や場所はこれで決まりです。


サバゲや撮影で使うのが楽しみです!

読んでいただきありがとうございました!(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡

  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 23:52Comments(10)TYR Gunfighter Belt■装備

2018年11月17日

■装備更新: ATS Aegis Plate Carrier V2

こんばんは。やまもよです。

今回は大物です!新しいプレートキャリアです!!


ATS Tactical Gear : Aegis Plate Carrier V2 (Multicam, Medium)

念願の最新プレキャリです。
2018年現在、名だたる最新プレートキャリア群と比較すると特にこれといって目立った特徴はないものですが、僕にとっては大きな進歩です。

というのも、僕はこれまでずっとShellback Tactical製のBansheeプレートキャリアを使っていたからです。

(今年10月、バンシープレートキャリアを着てイキっている僕)

が、Bansheeはかれこれもう10年程前に設計されたギアです。もういい加減古いんですよね。
特に肩のバックルがゴツいせいでライフルを構えにくいことが一番の不満でした。

あと以前は国内でも2万円台で買えて安いことが売りだったんですが、今は値上がりしてて3万超えます。
同じくらい出すか、あるいは少し足せば、最近設計されたもっと使いやすいギアが買えるので、わざわざバンシーを買う意味はもう無いかなーと感じています。

とにかく、もっとスッキリしたデザインの、ナウくて軽いプレキャリが欲しい。
そう思ってたどり着いたのがこのATS Aegisでした。
実物にしては手頃な価格(239.99ドル)で販売されている、ロープロファイル設計のシンプルなプレキャリなんです。

国内だとREALMENTさんで取り扱いがあるんですが、在庫切れだったため今回は直接ATSのホームページから購入しました。
(ATS Tactical Gear: https://atstacticalgear.com/)

初めての個人輸入でしたが特にトラブルもなく、注文から20日程で自宅に届きました。


ATSのショールームはフォート・キャンベルのすぐ近くにあります。
初めて見るUSPSの包装に加えてこの住所。めっちゃワクワクしました。




購入したのはプレキャリ、ラジオポーチ、ピストルマグポーチの3点です。
ピストルマグポーチはベルトに使います。→( ■装備更新: ベルトキット(TYR Gunfighter Belt)


Aegisのひらき。本当にシンプルな構成です。
購入したのはミディアムサイズですが、かなりコンパクトです。PALSウェビングも最低限の数に抑えられています。

前後パネル、カマーバンドはそれぞれ全てベルクロで繋がっており、バックルやバンジーコード等は使われておりません。
バリバリするだけでバラバラにできます。



MサイズのSAPIプレートに対応していて、トイソルジャー製のダミープレート(Mサイズ)がキレイに収まってくれます。
ピッタリ作られているので、エマーソンなどの大きめに作られているダミープレートだと入らないことがあります。

(左: SBT Banshee 右: ATS Aegis)

Bansheeもどちらかというと小型なプレートキャリアなのですが、Aegisはさらに小型です。
Aegisの方がよりプレートの形に沿っており、無駄を省いたデザインが伺えます。

他の違いは肩の厚さ。Bansheeはバックルが内蔵されているので分厚いのですが、Aegisはバックル不使用で薄いです。
おかげでライフルを構える際に邪魔になりません。Bansheeを着るときはM4のストックを少し縮めて使っていたのですが、Aegisだと縮める必要はありませんでした。アーマーを着ていないときと同じストックポジションで違和感なく構えられます。

また、Aegisの方はボディの裏地がメッシュになっていて軽量で、装着感もBansheeより良いです。楽な感じ。

AegisはSwiftclip対応で、胸のところに連結用のバックルが付いてきますが、僕はプラカードなどの対応品を現状持っていないので使いません。
このあとバックルは外します。


そうこうしているうちに追加のポーチたちもタイミングよく届きました。
ここから本格的に盛り付けていきます。


というわけで盛るとこうなりました。
以下構成です。

Blue Force Gear Ten-Speed Triple M4 Pouch
Blue Force Gear Tourniquet NOW! Strap
Blue Force Gear Ten-Speed Double M4 Pouch
Ferro Concepts The Dangler
ATS MBITR Tip-Out Radio Pouch
TYR Small Cutaway IFAK
TYR Flashbang Pouch/CAT Holder x2

Toysoldier Dummy Armor SAPI Plate, Medium
Toysoldier Low-Vis 6x6 Swimmer Side Plate


このなかでも特に新しく買ったアイテムをピックアップして紹介します。


Blue Force Gear Ten-Speed Double M4 Pouch

プレキャリとファーストライン合わせて予備マグを合計6本くらいは持てるようにしとこうかな、という特に根拠のない適当な私感から、予備マグ携行数を嵩張らず増やせる方法としてテンスピードを選びました。

必要ないときは何も入れなくてもいいですし、マグを入れているときでもこの薄さのおかげでハンドガンのドロウを妨げることはありませんでした。

また個人的に、3連より2連の方が使い回しが効くと思います。フロントでも脇でも腰でも違和感ありませんし、入るものなら何でも入れてOK。よくJPCの前面カンガルー上に空の2連テンスピードが付いてたり、拡張ストレージ的な使い方をよくされてるポーチですよね。


Ferro Concepts - The Dangler

ベルクロでリグの前面に挟み込んで固定するタイプのファニーポーチ。最近流行ってますよね。

HSP、スピリタス、TYRなど…実、レプ問わず結構いろんなところが出してますが、自分はFerroのダングラーをチョイス。
理由は実物の中では安いというのと、正面にベルクロがあったからです。パッチ貼りたかった。

見た目の割に結構容量あります。こういう使い方はしないと思いますが、M4マガジンが5本入りました。

今はメディック用品を入れているという設定でMEDパッチを貼っています。実際はタオルで膨らませてるだけです。
サバゲーのときはスマホや財布といった貴重品を入れておくのに重宝しそうです。


ATS MBITR Tip-Out Radio Pouch

外側に展開でき、ポーチに入れたままでもラジオが操作できる、というものです。
この手の展開型ラジオポーチもいろんなメーカーから出てますがやはりトレンドなんでしょう。ぜひ乗りたいと思ったので購入しました。

ATSのこちら、ポーチ自体が非常に軽量でいいですね。
表にサイリウム取り付けたりはできません。シンプルなラジオ入れです。



Toysoldier Low-Vis 6x6 Swimmer Side Plate

Aegisに標準で付属してくるカマーバンドは、内部にサイドプレートを固定できます。
せっかく入れられるんなら入れてみたいし、見た目もかっちりして良くなるのでトイソルジャーのものを購入。

Low-Visという規格だそうで厚さ1mm程しかありません。そのおかげもあってか、動きを妨げることなく、脇腹にうまい具合にフィットしてくれます。

結構心地良いので、今後これ無しではプレキャリ着れないかも。



ラジオを前面に持ってくるとアンテナが邪魔ですよね。
パラコードを巻いて輪っかを作り、そこにアンテナを通してみました。雑な見た目ですがちゃんと機能は果たしてます。
TCI MAST欲しい…



カマーバンド内側にATSのロゴがあります。愛してます。



ちなみに僕は168cm/57kgの細身体型ですが、サイズはMediumでちょうどよいです。
結構調整効きます。

SmallサイズはREALMENTさんのショールームで試着したことがあるのですが、僕でもカマーバンドの締め付けがかなりきつく、着た後まともに動けなくなりました。
カマーバンドは単品でも注文可能なので、カマーバンドだけサイズをミディアムにするという方法で着れるかもしれませんが…



Aegis、かなり気に入ってます。
クイックリリース機能やZip Onパネル等もなく、ただただシンプルな、必要最小限の構成をしているプレートキャリアです。
ギアを選ぶときに快適さを優先しがちな僕の性に合っていました。使いやすいです。
比較的低価格な実物プレートキャリアを探している方におすすめできます。

最近は意味なく部屋の中で身に着けたり徘徊してみたりしています。
寒くなってきたので寝るときに着てもいい塩梅です。これからの時期プレートキャリアで体温調節しましょう。
普段から自室で使ってればサバゲに行かなくても使用感出せますよ



ATSのピストルマグポーチをはじめ、ベルトキットにもいくつか変更、追加したアイテムがあります。
それは次の記事で書こうと思います。

それでは皆さんおやすみなさい(>.<)y-~
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 01:08Comments(0)■装備ATS Aegis Plate Carrier V2Blue Force Gear

2018年11月11日

FMAマリタイム塗装(ザラザラベース+クライロンカーキ)

お久しぶりです。
前回の投稿から2ヶ月経とうとしてます。次は3ヶ月後かもしれません。
おかげで書けるネタがいくつかあります。

今回はヘルメットを塗装しました。


以前の記事で紹介したこともある、FMAマリタイム ABSバージョンを塗りました。


(塗装前)
(塗装前)

今まではシェル表面を紙やすりで荒らして、Mrカラーのつや消しクリアを吹いてました。
この方法でも純正のままよりは遥かにマシではあったんですが、


写りによってはやっぱりプラスチックっぽいテカリが出てしまうのが気になってました。

色味はともかく、とにかくこのツヤを抑えてマットな質感にしたい…
と思って調べると、有名なミリブロガーの全快娘さんが書かれていたマリタイム塗装記事が見つかり、大変良さげだったので真似しました。


クライロン カーキザラザラベース を使用します。

塗装の流れですがまず分解してシェルだけにします。


次にベルクロとその周辺をマスキングします。(写真撮ってないです…)
フチのところをしっかりマスキングして覆っておかないとザラザラベースが付いちゃってカピカピします。

あとはザラザラベースをシェル全体にハケで塗り、乾いたらクライロンカーキを吹きます。

 
(ザラザラベース+クライロン後)

途中の写真全然撮ってなくてすみません。いきなり完成です。
ABS感が消えました!まるで違う製品みたいです。素晴らしい。Awesome.


組み立てて完成!




FMAマリタイムとは思えない雰囲気に仕上がりました。めちゃんこ良いっす


ただ、このザラザラベースの質感が実物っぽいのかどうか?といいますとちょっと違います。

(実物画像)

こちらは今年9月、横田基地友好祭にて展示されていた本物のマリタイムです。
個体差あると思いますが、今回見たものはつぶが中央に集中していて、外側の方はつぶつぶしてませんでした。
また、見ての通りシェルの表面はザラザラベースのような大げさなザラザラはありません。
色味に関しても、FMAマリタイムの元の色の方が近いでしょう。

以上を踏まえて、ザラザラベースでの塗装は厳密にはリアルではないですが、リアリティがある仕上がりになるものだと思ってます。

チープなプラスチック感を消してくれてつぶが作れるのでそれっぽさが出ます。

色味の話は単にクライロンで塗装した設定にしておけばOKかなと思います。
なんで塗るかって?…シェルの保護ですかね?すみません知らないです。適当です。



まあ表面がザラザラしすぎ、っていっても少し離れればパッと見分からないとは思います。


ちょっと文句も垂れましたが、結果として僕は今回の塗装でひとまず満足しています。
ツヤとABS感が消えたことが最大の喜びです。
元々5000円で買えるヘルメットだと考えると十分です。

この記事を読んだ人のなかで「塗装前の方が良くね?」って思う方もいると思います。僕も結構悩んだ末塗りましたから。

実物の素の色合いに近いのはやっぱり塗装前なんですよね。
うまくやれる人なら他の塗料も駆使して塗装でも近づけられるんでしょうけど…


最近はエボリューションギアやTMCから出てるマリタイムが良さげで気になってます。
これからマリタイム買いたい人はFMAも手軽でいいですが、エボギアとTMCも調べた方が幸せになれると思います。
自分が買ったものよりクオリティ高いレプが後から出てくる辛さを知りました。

まあ当分はFMA使いますけどね。



次回予告



ついに来たんですよ…


読んでいただきありがとうございました(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
  


Posted by やまもよ(sat952v)  at 21:42Comments(0)■装備FMA マリタイム